ミニバンみたいなハイエース!? 「スーパーGL」「ダークプライムII」は仕事も遊びもフル活用できる“究極の実用車”だった
ハイエースバン特別仕様車「ダークプライムII」は、仕事にも遊びにもフル活用できる究極の1台
そんなハイエースバン スーパーGLをさらに豪華にした特別仕様車が、スーパーGL“DARK PRIME II”(ダークプライムツー、以下ダークプライムII)です。
“II(ツー)”の名称からもわかる通り、過去にハイエースバン スーパーGLに設定された特別仕様車のバージョンアップ版として、2018年8月に初登場しています。
ダークプライムIIは、ベースのスーパーGLに対しさらに装備が充実します。その違いについて、順を追って紹介します。
外観上は、フロントグリルやバックドアガーニッシュ部分のメッキ加飾をダークメッキに変更したり、ヘッドランプ内の加飾をクリアスモーク仕上げにしたりして、質感を向上させています。
内装では、ステアリングホイールやシフトノブ、ドアトリムなどの各部に黒木目マホガニー調加飾を追加。
さらにスイッチパネル類のシルバー加飾部もダークシルバーにアップグレードしています。
このほかシート地表皮の上質化、ルーフやピラートリム、セパレーターバーといった内装トリムのブラック化など、実に細部にわたり手が入っていて、短期的な特別仕様車とは明らかに違う扱いであることもわかります。
ハイエースバン特別仕様車 ダークプライムIIの価格は、2WD・ガソリン・ロングバンの標準ボディで328万600円(価格は消費税込み、以下同)から。
同仕様のスーパーGLは314万5700円で、価格差は13万4900円となっています。
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高層ビルやマンションといった大規模な建築現場に個人事業主の職人さん同士が集合した際、乗りつける自家用車でハイエースバン スーパーGLが占める割合は、相当に高いといいます。
千葉県で建築資材を扱う個人事業主のAさんは「現場で同じハイエースのスーパーGLが多数集まるなか、ダークメッキのグリルが光る“ダークプライムII”はさりげなく目を引く存在。正直うらやましい」と話します。
そんなダークプライムIIは、ハイエースバン スーパーGLの特別仕様車という扱いながらも、今回2022年4月の一部改良後も設定が継続しました。ダークプライムII人気の高さがうかがえます。
今後の売れ行き次第では、特別仕様車からレギュラーグレードへ昇格する可能性もあるかもしれません。
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