トヨタが「本格狩り仕様」を開発!? ゴツ顔も凄いトヨタ「タンドラスポーツマン」とは? 米国ならではの個性派カスタム
米国トヨタのピックアップトラック「タンドラ」をベースとした本格ハンティング用のカスタムカー「タンドラスポーツマン」。ルーフの上に特設されたスペースでハンティングができるほか、キッチンスペース、作業台などが付属したタンドラスポーツマンとは……。
ハンティング用としてルーフ上に特設スペースを確保
米国トヨタがかつて製作したカスタムカーとして、ハンティング用に最適な装備が追加された「タンドラスポーツマン」が存在しました。
同社のピックアップトラック「タンドラ」(2代目)をベースに作られましたが、どのようなカスタムが施されていたのでしょうか。
タンドラスポーツマンは、世界最大級のカスタムカーショー「SEMAショー2010」に出展されており、ハンティングのプロチームとバスプロショップのメンバーが協力して開発されました。
注目は、ルーフ上の特設デッキ。ハンティングをするためのスペースが確保されており、カモフラージュ柄で樹木の中に溶け込むことができます。
さらにテントも設置されているため、長時間および泊りがけの狩りもできるように設計されています。
リアフェンダーは開閉式を採用。ライフル銃などのツールをはじめ、アウトドアアイテムやキッチン用品、調理するためのシンクなどを収納することができるうえ、サイドテーブルで作業をするスペースも確保されています。
ハンティングに必要な洋服や装備を収納できるクローゼットも追加されました。
インテリアでは、GPSといった電子機器も設置可能。さらに防水性のバケットシートを採用しています。
フロントフェイスにはカンガルバンパーも設置。エンジンは、5.7リッターV型8気筒ガソリンを搭載。車高を76mm引き上げ、悪路の走行性や渡河性能にも配慮されました。
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ユニークなカスタムモデルを見られるのがSEMAショーの魅力のひとつですが、ハンティング仕様が提案されるというのは、まさに米国ならではといえるでしょう。
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