レクサスの超豪華な「末っ子HV」は550万円超えとなるか!? 生産終了する「CT」フル装備でいくらになる?
レクサスは2022年10月をもって「CT」を生産終了します。同車の最上級グレードにメーカーオプションをフル装備したら、果たしていくらになるのでしょうか。
まもなく生産終了するレクサス「CT」フル装備でいくらになる?
レクサスは、2022年10月をもって同ブランドのハイブリッド専用コンパクトハッチバック「CT」の生産を終了することを明らかにしており、同モデルは約11年の歴史に幕を下ろします。
レクサスにおけるエントリーモデルとしてラインナップされてきたCTですが、2022年4月現在標準モデルだけで全4グレード、ファイナルエディション(Cherished Touring)も合わせると全5グレードが展開されます。
CTの最上級グレードにオプションをフル装備した仕様では、果たしていくらになるのでしょうか。装着可能なメーカーオプションをすべて選択した仕様で検証します。
前述した全5グレードのうち、最上級グレードとなるのが「version L」です。価格(消費税込)は488万1000円に設定されます。
「version L」では本革シートが標準装備されるほか、運転席ポジションメモリーも標準です。
さらに内装のオーナメントパネルも、他グレードではオプションとなるアッシュバールやバンブーなどが追加料金なしで選択できるなど、CTのなかでも上質さを極めた仕様となっています。
今回は、「version L」で選択可能なメーカーオプションをすべて選択していきます。
エンタテインメント関連の装備のなかで、車内のオーディオ環境をアップグレードさせるメーカーオプションとして設定されるのが「“マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステム」です。
CT用として、最大出力270Wアンプと13スピーカーレイアウトによる5.1chサラウンドシステムを搭載。ダッシュボードにはツィーターとミッドレンジを一体化したコアキシャルスピーカーを配置したことで、まるで目の前で演奏しているかのような臨場感を乗員に届けるといいます。
「version L」および「F SPORT」に設定されるメーカーオプションで、価格は22万5500円です。
また、CTに搭載されるハイブリッドシステムを生かしたメーカーオプションとしてAC100V・1500Wのアクセサリーコンセントも設定されます。
センターコンソールとラゲッジルームにコンセントを設置し、停電などの際に役立つ非常用電源として、CTを活用できます。オプション価格は6万6000円です。
※ ※ ※
今回、「version L」グレードに装着したメーカーオプションは全部で6個です。ここに、ディーラーオプションとして定番といわれるフロアマットを追加すると、オプション装備の一覧は次のようになります。
●メーカーオプション〈総額:61万2700円〉
・有償色:ブレージングカーネリアンコントラストレイアリング<16万5000円>
・ムーンルーフ(チルト&アウタースライド式)<11万円>
・ステアリングヒーター<1万1000円>
・“マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステム<22万5500円>
・アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/センターコンソール後部・ラゲッジルーム内)<6万6000円>
・寒冷地仕様<3万5200円>
●ディーラーオプション
・フロアマット タイプB<7万7000円>
以上の装備を選択したCT「version L」グレードの価格は、557万700円となりました。
※ ※ ※
ブランド内の“末っ子”とはいえ、本革シートやマークレビンソンのプレミアムオーディオなどを装備したCTを選択すれば、レクサスらしい高級感を存分に味わうことができるといえるでしょう。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。