阪神間の移動は「迂回を」 阪神高速神戸線が10日間「終日通行止め」 摩耶~芦屋間で15日から
阪神高速3号神戸線の摩耶~芦屋間で、リニューアル工事に伴い、10日間の終日通行止めが計画されています。阪神高速は広域迂回を呼び掛けています。
リニューアル工事を実施
阪神高速3号神戸線の一部区間が、10日間にわたり通行止めとなります。
期間は、2022年4月15日午前4時から25日午前6時まで。区間は、摩耶~芦屋間約10.3kmです。
構造物の長寿命化に向けたリニューアル工事をおこなうためで、期間中は上下線で終日通行止めとなります。
3号神戸線の摩耶~芦屋間は、1970年の開通から50年以上が経過し、老朽化が進行。鉄筋コンクリート床版(RC床版)や鋼床版の劣化が進んでいるといいます。
また、前回(2008年)のリニューアル工事から10年以上が経過し、舗装の穴ぼこなどの損傷や、橋の継ぎ目にある伸縮継手の損傷(浮きなど)が多く発生しつつあります。
このため今回、10日間通行止めにしてリニューアル工事を実施し、舗装や伸縮継手の損傷補修、高性能床版防水・SFRC舗装の実施、案内標識のレイアウト改善、カラー舗装などが実施される予定です。
なお、通行止めの期間中は、摩耶・芦屋の高速出口や、並走する5号湾岸線、国道2号・国道43号などで渋滞が予測されています。
このため阪神高速は、鉄道などの公共交通機関を利用するか、利用時間帯の変更、迂回ルートの利用を検討するよう呼び掛けています。
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