間違えると「即・違反です!」 首都高の「バイク“2人乗り禁止”区間」に要注意! SNSでは「急に標識が出てきて焦った」「めっちゃ不便」「トラップじゃん」と不満の声も
バイクでのツーリングやデートに、首都高を利用する人は少なくないでしょう。しかし、首都高には自動二輪車の2人乗りが終日禁止されている区間が存在します。そして、SNSではこれに対してさまざまな声が上がっているようです。
首都高の2人乗り禁止区間は安全を重視した結果とされている
一般的に、高速道路での2人乗りは運転者が「年齢20歳以上」かつ「大型二輪免許または普通二輪免許を取得してから期間が3年以上」であれば認められています。
そのため、タンデムツーリングやデートの際に高速道路を利用するというライダーも少なくないかもしれません。
なかには東京23区とその周辺を結ぶ首都高を利用する機会のあるライダーも多いでしょう。
しかし、首都高の場合は都心環状線(C1)や八重洲線などの一部エリアでは、上記の条件を満たしたベテランライダーであっても2人乗りが禁止されています。
具体的には以下の路線、区間が2人乗り禁止とされています。
■都心環状線 全線
■高速1号羽田線 上り線:芝浦出口から都心環状線接続まで/下り線:都心環状線接続から芝浦入口まで
■高速1号上野線 全線
■高速2号目黒線 全線
■高速3号渋谷線 上り線:渋谷出口から都心環状線接続まで/下り線:都心環状線接続から渋谷入口まで
■高速4号新宿線 上り線:新宿出口から都心環状線接続まで/下り線:都心環状線接続から中央環状線接続まで
■高速5号池袋線 上り線:東池袋出口から都心環状線接続まで/下り線:都心環状線接続から東池袋入口まで
■高速6号向島線 上り線:向島出口から都心環状線接続まで/下り線:都心環状線接続から向島入口まで
■高速7号小松川線 上り線:錦糸町出口から6号向島線接続まで/下り線:6号向島線接続から錦糸町入口まで
■高速9号深川線 全線
■高速11号台場線 全線

そして、SNS上では首都高の2人乗り禁止区間に対し、困惑するライダーの声が多数投稿されています。
たとえば、「地方からツーリングに来て、首都高に乗った瞬間に『2人乗り禁止』の看板が出てきて焦ったことがある。ナビ通り走ってただけなのに、ここで降りろって言われても無理だよ……」「せっかくのタンデムツーリングで通行できなくて不便に思ったことある」など、切実な投稿が見られました。
高速道路の構造上、標識を見たからといって急にUターンしたり、その場で停車したりすることは不可能です。
そのため、標識に気づいたときには既に手遅れという状況に陥り、そのまま禁止区間を走らざるを得ないライダーもいるようです。
また、「標識が不親切すぎる。『ここから2人乗り禁止』って看板が見えた瞬間に、もう逃げ道がないってどういう罠?」と、標識の設置場所や案内に対する不満の声も少なくありません。
なお、こうしたトラブルを防ぐための対策として、「首都高のタンデム禁止知らない人結構いるみたいだから、ナビタイムの『二輪車タンデム規制考慮ルート』おすすめしとくわ。これ設定しとかないと、首都高で詰むから絶対オンにしたほうがいい」など、特定のスマートフォン用ナビアプリを推奨する声もありました。
では、なぜ首都高の一部の区間だけが、かたくなに2人乗りを禁止しているのでしょうか。
その背景には、同乗者の命を守るため、そして周囲の交通の安全を確保するための事情があるとされています。
なかでも規制が敷かれている都心環状線(C1)は建設された時期が古く、道路のつくりが非常に複雑になっています。
これに対し、SNSでは「正直、首都高のC1をタンデムで走りたいとは思わない。右から左からの合流、急カーブ、路肩なし。後ろに大事な人を乗せて走る道じゃないよ」といった意見が見られました。
実際、都心環状線は急なカーブが連続しているほか、入口や出口、他の路線との合流や分岐が右側からおこなわれる場所も少なくありません。
このような環境下で同乗者を乗せてバイクが走行することは、転倒や接触のリスクが非常に高いと判断されているようです。
また、首都高の2人乗り禁止区間については、警視庁や首都高速道路も、Webサイトやパンフレットで注意を呼びかけているものの、情報の周知が完全に行き届いているとは言いがたい現状もあるとされています。
そのため、ライダー自身が事前に「首都高には通れない道がある」という事実を強く認識しておく必要があります。
さらに、2人乗り禁止区間の手前や該当区間の料金所入口には赤い円の中にバイクと2人の人物が描かれた「二輪車2人乗り通行禁止」のマークが表示されていることが一般的です。
ライダーには、この標識を見落とさないよう常に周囲の状況に気を配ることが求められます。
とくに普段はクルマで移動している人がバイクに乗る場合や、地方から初めて首都高を走る場合は注意が必要です。
※ ※ ※
なお、2人乗り禁止の標識を見落として禁止区間を走行した場合は、通行禁止違反と見なされ、違反点数2点に加えて6000円の反則金が科せられます。
首都高の2人乗り禁止規制は、安全を守るための重要なルールとされています。
ツーリングやデートを楽しい思い出にするためにも、事前のルート確認と標識チェックは必須といえるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。
















































