新名神・東名阪に接続「鈴鹿亀山道路」の計画が始動! 亀山JCT~市内直結、新たな東西軸に
国道306号「鈴鹿亀山道路」が、2022年度に新規事業化されます。どのような計画なのでしょうか。
東側は「鈴鹿四日市道路」に接続
2022年3月、国土交通省が2022年度の予算概要を発表。この中で、国道306号のバイパス「鈴鹿亀山道路」が新規事業として盛り込まれました。配分額は5000万円です。
鈴鹿亀山道路は、新名神高速と東名阪道が接続する亀山JCTと鈴鹿市内を東西に結ぶ長さ約10.5kmの地域高規格道路です。
鈴鹿市内の終点では、整備が進む国道23号の新バイパス「鈴鹿四日市道路」に接続。
この鈴鹿四日市道路はさらに、北側で国道1号「北勢バイパス」(事業中)、南側で国道23号「中勢バイパス」にそれぞれ接続する計画で、これにより鈴鹿市内に新たな東西軸と南北軸が誕生。物流や防災面への寄与が期待されています。
鈴鹿亀山道路の新規事業化を受け、三重県の一見勝之知事は「亀山に生まれた三重県人として心からうれしく感じる」とした上で「早期整備に向け、有料道路事業の活用などについて、今後検討をおこなう」と予定を示しました。
また、鈴鹿市の末松則子市長は「広域ネットワークの形成に向けて大きく前進したこととなり、誠に喜ばしい限りです」とし、さらに「鈴鹿市としては、今後も国や県、そして地域関係者と連携し、円滑な事業進捗を図ることができるよう全力で取り組んで参ります」とコメントしています。
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