車検時期示す前面ガラスのステッカー、新デザイン案を発表 国交省

クルマの前面ガラスなどに貼付し、車検の有効期間満了時期を示す「検査標章」について、新しいデザイン案が発表されました。

文字がより大きく、「年」は時計回りで

 国土交通省は2016年3月8日(火)、クルマの前面ガラスなどに貼付し、車検の有効期間満了時期を示す「検査標章」について、その様式を定める省令の改正案を発表しました。

 2008(平成20)年11月から使用されている現在のものは、サイズが縦4cm×横4cm、文字の書かれた青色部分は縦3cm×横3cmですが、改正案は同じ縦4cm×横4cmながら外周の透明な部分がなくなり、文字がより大きく表記されます。

 また記載される「有効期間の満了する年」について、「平成29年」の場合は左上、「平成30年」は右上、「平成31年」は右下、「平成32年」は左下、「平成33年」は再び左上といったように、1年ごとに「年」の表記場所が時計回りで変わります。

 そして裏面下部の余白部分には、定期点検実施の啓発など、必要に応じて行政からユーザーへ向けた「お知らせ」を記載するとのこと。

 国土交通省はクルマの無車検運行を防止するため、その検査標章の視認性を向上させる観点から新しい検査標章のデザインを作成。3月8日(火)から4月7日(木)まで、この改正案について郵送や電子メールなどで意見募集を行います。

 なお、改正された省令は2016年末に公布、2017年1月から施行される予定です。

【了】
提供:乗りものニュース

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