レクサスの「“スライドドア”SUV」! 超「大開口」実現した「便利モデル」! 「“激広”空間」もイイ「フラッグシップモデル」LF-ZLとは
2026年5月29日、トヨタが「次世代EVの開発を中止する」というニュースが報じられました。そのEVとはレクサス「LF-ZC」ですが、同時に発表された「LF-ZL」の動向は不明なままです。「LF-ZL」とは、どのようなクルマなのでしょうか。
次世代EV開発中止ってどういうこと!?
というのも、その開発対象だったレクサス「LF-ZC」は、デザイン・パッケージング・バッテリー・ソフトウェアのみならず生産方法までをも刷新する、革新的かつ意欲的なコンセプトモデルだったためです。
「2026年の導入を目指す次世代EVコンセプト」であるLF-ZCは、2023年秋に開催された「ジャパンモビリティショー2023」で初披露された、セダンタイプで背が低いスマートなEVです。
車体構造の軽量化・自由度の高いパッケージング・走りの楽しさ・機能性と美しさを追求し、トヨタが考える「クルマ屋ならではのEV」「レクサスの電動化を象徴するモデル」として開発されたといいます。
しかし世界規模でのEV需要・販売台数の低迷、セダン市場のさらなる冷え込みといった情勢を鑑み、トヨタは開発中止を決断しました。
しかし、中止したのはあくまでもLF-ZCという車種、あるいはセダン型EVの開発であり、トヨタのEV開発すべてが止まるわけではありません。車体骨格をアルミの鋳物で一体成形する「ギガキャスト」や、航続距離を飛躍的に伸ばせる「全固体電池」などの革新的な技術開発は継続されます。今後はより一層、活況を呈するSUV市場向けEV開発に経営資源を集中させていくと思われます。
BEVフラッグシップコンセプトモデルのLF-ZLは開発中?
それを示すのが、今回のニュースにおいて、LF-ZCと同時に発表された「LF-ZL」の動向が明らかになっていないことです。
「BEVフラッグシップコンセプトモデル」として開発されたLF-ZLは、2027年半ば頃に発売が示唆されているコンセプトカー。トヨタ/レクサスは「SUVである」と明確に謳っていませんが、ご覧の通り、その姿はSUVそのものです。
シャープなエッジと面で構成されたエクステリアは、全長約5.3m、全幅約2m、全高約1.7mという巨体を感じさせません。全体のデザインは「スピンドル(紡錘)グリルを拡大解釈した「スピンドルボディ」を採用。大きく突出したフロントサイドや、下部がせり出したリアの造形に、個性や未来感が溢れています。
ドアの開閉方法も特徴的です。フロントドアは通常の前ヒンジ式ですが、リアドアはスライド式という変則構成。B ピラーを廃していることもあり、後席アクセスが優れていることが伺えます。スライドドアの下側アームは、それ自体が後席用の乗降ステップとなっているのが目を引きます。
レクサスの次世代フラッグシップと銘打たれているだけあって車内は広く、約3.3mものホイールベースを活用して後席足元には広大なスペースが用意されています。

BEVフラッグシップコンセプトモデルのLF-ZLは開発中?
前席と後席では明らかに素材や雰囲気が変えられており、前席は黒をメインにまとめられた未来的なコクピット、一方の後席は白を基調とした明るい空間に。パッセンジャーがゆったりと着座できる後席には、足元にオットマン、頭部横にはプライベート感を増す仕切りが設けられており、ラグジュアリーかつパーソナルなイメージを強調しています。
前席シートバックやドアなどの素材には、成長が早く二酸化炭素の吸収量が多いサステナブル素材として「竹(Bamboo)」を使用。車載OSも次世代ソフトウェアプラットフォームの「Arene OS(アリーン・オーエス)」を搭載。ボディ構造もLF-ZCと同じく3分割式のギガキャストを採用するなど、未来のクルマ、そして未来のフラッグシップにふさわしい内容を誇ります。
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レクサスはその後、6輪ミニバンの「LSコンセプト」も発表していますが、果たしてLF-ZLは登場するのか、そしてその際は、LSに代わる新しい旗艦となるのでしょうか。このままの姿で登場するかも未知数ですが、続報を楽しみに待ちたいと思います。














































