東北中央道さらにつながる! 福島~新庄間の「分断」年内解消へ さらに延伸も計画
東北中央道の東根北IC~村山本飯田IC間が、2022年内に開通する見通しです。これにより、東北道の福島から新庄までが1本の道路でつながります。
「泉田道路」は2022年度内開通へ
東北中央道の東根北IC~村山本飯田IC間8.9kmが、2022年内に開通する予定です。
2022年3月、国土交通省東北地方整備局が2022年度の予算概要を発表しました。この中で2022年内の開通予定箇所として、東北中央道の東根北IC~村山本飯田IC間を挙げています。
東北中央道は、福島県相馬市を起点とし、福島市、山形県の米沢市・山形市・新庄市などを経て秋田県横手市に至る延長約268kmの自動車専用道路です。
完成すると常磐道・東北道・山形道・秋田道などと接続し、福島・山形・秋田各県の高規格道路網を強化することになりますが、現在は、東根北IC~村山本飯田IC間を含む途中の4区間が未開通で、事業が進められています。
東根北IC~村山本飯田ICは、山形県内陸部の東根市と村山市にまたがります。この区間が開通すると、東北中央道は、東北道の福島JCTから新庄北IC(仮称。現在の新庄北道路の終点)までが、1本でつながることになります。
東根北IC~村山本飯田ICの2022年度予算は、7億9800万円です。東北地方整備局は、舗装工事などを進めて、2022年内に全線2車線で開通させるとしています。
なお、新庄北IC(仮称)から北の、昭和IC(仮称)までの「泉田道路」区間8.2kmも工事が進められています。
新庄市内のこの区間は2車線で、2022年度内に開通する見通しです。
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