ホンダが北米を中心に展開する高級車ブランドのアキュラは、2022年3月11日に新型「インテグラ」の米国での予約開始を発表。これにあわせて、予約した先着500名を対象に、ブランド初のNFTを提供すると明らかにしました。

　NFT（Non-Fungible Token）とは、非代替性トークンと訳されるもので、ブロックチェーン技術を用いて作られる偽造不可能なデジタルデータを指します。

　活用事例のひとつとして、デジタルアートの所有権や唯一性を示すことができ、なかにはオークションで数十億円という高値でNFTアートが落札される事例も出るなど、近年注目が高まっています。

　今回、アキュラが500名に提供するNFTは、3Dアーティストのアンドレアスワーナーシュテット氏が手掛けた作品です。

　公開された画像では、ボディからタイヤに至るまで金色で仕上げられた新型インテグラが確認できます。

　また、3月22日よりメタバース上でアキュラのバーチャルショールームが開業します。アキュラによると自動車メーカー・ブランドとして初の試みだということです。

　バーチャルショールーム上では、新型インテグラやアンドレアスワーナーシュテット氏とのコラボコレクションを見ることができるほか、レースゲーム「Beat That」をプレイすることも可能。

　なおNFTの所有権が無くても、バーチャルショールームに入場できるとのことです。