FR採用の流麗SUV!? マツダ新型「CX-60」4月上旬の国内発表を前に熱視線! ディーゼルSUVは存続なるか?
マツダは2022年3月9日に、欧州で新型「CX-60」を発表しました。ラージ商品群の第一弾SUVとなります。
日本仕様は2022年4月上旬に公開へ
マツダは、国内導入も予定している新型SUV「CX-60」を欧州で発表したと、2022年3月9日に明らかにしました。「ラージ商品群」と同社が呼ぶSUVの第一弾となりますが、どのような姿で登場したのでしょうか。
マツダは2021年10月7日に「クロスオーバーSUV商品群の拡充計画」を発表。このときFRプラットフォームを採用したラージ商品群のひとつとなる新型CX-60の存在が明らかにされました。
さらに、マツダは新型CX-60を欧州市場だけでなく日本市場などにも導入予定とアナウンスしたほか、欧州市場・日本市場などに3列シートSUVの新型「CX-80」も投入すると表明しました。
北米などでは、ワイドボディのSUV「CX-70」(2列シート)や「CX-90」が販売される予定となっています。
なお、ラージ商品群の車種に搭載されるパワーユニットについて、当時マツダは「各国での電動化ロードマップに対応し、さまざまな電動化パワートレインの選択肢を提供」すると発表。次のようにコメントしています。
「電動化が進んでいる欧州には、直列4気筒ガソリンエンジンとモーター駆動を組み合わせたプラグインハイブリッドを中心に、新世代ガソリンエンジン『SKYACTIV-X』やクリーンディーゼルエンジン『SKYACTIV-D』を直列6気筒化し、48Vのマイルドハイブリッドシステムを組み合わせることで、出力性能と環境性能を高次元に両立します。
クリーンディーゼルエンジンの人気が根強い日本では、直列6気筒の『SKYACTIV-D』と48Vマイルドハイブリッドの組み合わせやプラグインハイブリッドなどを導入していく予定です。
よりハイパワーが求められる北米には、ターボチャージャー搭載の直列6気筒ガソリンエンジンに加えて、プラグインハイブリッドを展開することで、お客さまのご要望と環境対応を同時に進めていきます」
そんななか、今回欧州ではプラグインハイブリッドを搭載した新型CX-60が先行して発表されました。
一方、欧州発表にあわせてオーストラリア市場でも新型CX-60が発表されましたが、同国の公式ウェブサイトではプラグインハイブリッドのほかに「新しい直列6気筒エンジンならびにディーゼルエンジン」の設定を明言。
オーストラリア仕様の新型CX-60では、欧州に先行してSKYACTIV-XやSKYACTIV-Dが搭載されるのかもしれません。日本仕様がどのようなパワーユニットを搭載するのかも注目される状況です。
新型CX-60は、日本市場では2022年4月上旬に公開予定となっています。
それではここでクイズです。
前述したSKYACTIV-Xは、マツダのCセグメントセグメントカテゴリの「マツダ3」から搭載が始まった新世代ガソリンエンジンとされています。
このSKYACTIV-Xの特徴について、正しく説明している文章は、次のうちどれでしょうか。
【1】ローターの回転運動を動力に換える
【2】低排気量ターボエンジンとなっている
【3】ディーゼルのように圧縮着火させる
【4】シリンダーヘッドカバー部分が赤く塗られている
※ ※ ※
正解は【3】の「ディーゼルのように圧縮着火させる」です。
SKYACTIV-Xは、世界初となるガソリンの圧縮着火による燃焼を実現したSPCCI燃焼を実現。負荷によって火花着火を併用しつつリーンバーン(希薄燃焼)を可能とし、少ない燃料で高効率な燃焼を実現しました。
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの良い部分を両立させたエンジンとして、知られています。
※クイズの出典元:くるまマイスター検定
<
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。