信号待ちで「プッ」と鳴らすのはダメ? 「前見ていない方が悪い?」クラクションの正しい使い方とは
信号が青になったのに前のクルマがなかなか進まないとき、クラクションを鳴らそうかなと迷ったことがある人も多いでしょう。このような場合にクラクションを使うことは問題ないのでしょうか。
クラクションで相手がヒートアップするケースも
SNSを見てみると、「信号をちゃんと見ていない方が悪い」「進もうとしてたのにクラクション鳴らされた」など、信号待ちのクラクションについてさまざまな投稿が見られます。
なかには、「クラクション鳴らしたら怒鳴られたけどこっちが悪いの?」という人も多く、追いかけられたり、あおり運転を受けたりした人もいるようです。
「コンビニの駐車場までついてきて降車後に怒鳴られた」と恐怖体験を語る人もおり、ちょっと注意を促そうと鳴らしたクラクションが、大きなトラブルへと発展するケースも少なくないようです。

また、2021年6月には北海道苫小牧市において、「クラクションを鳴らされたことに腹が立った」として、30代男性が自転車や歩行者、周囲のクルマを故意に巻き込む事件も発生しています。
このケースに関しては、男性の運転が危険だったことがクラクションの要因ですが、なかにはクラクションを鳴らされたことによって、このように逆上する人がいることもうかがえます。
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信号待ちでのクラクションは法律に則ったものではないため、そもそも認められるものではありませんが、こうした事例を考慮しても、クラクションはむやみに使用すべきではないといえそうです。
Writer: Peacock Blue K.K.
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