日産が新型モデルを2台同時初公開! 高級感&先進感漂う新たなEVの米生産を発表

日産とインフィニティは、同社のキャントン工場を米国におけるEV生産の中心拠点とするための詳細な計画を2022年2月17日に発表しました。

新型EVを世界初公開! 日産&インフィニティに取り組みとは

 2022年2月17日に日産とインフィニティは、同社のキャントン工場を米国におけるEV生産の中心拠点とするための詳細な計画を発表しました。
 
 その発表のなかで、キャントン工場に最新のEV生産技術を導入し、2車種の新型EVを生産することを明かしています。

日産が新たに投入する新型EV
日産が新たに投入する新型EV

 今回の発表は、2030年までに日産とインフィニティの両ブランドで15車種のEVを含む23車種の電動車をグローバルに展開する「Nissan Ambition 2030」に基づくものだといいます。

 日産は長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」により、EV生産に向けて総額で5億ドルの投資をおこないます。

 これにより電動化と生産技術のさらなる革新を追求することで、2050年までにグローバルな事業活動と製品のライフサイクル全体でカーボンニュートラルを達成するという目標を掲げています。

 この取り組みの一環として、2030年までに同社の米国における販売の40%をEVとし、さらに多くの車両を電動化することを目指しているようです。

 日産のCOOのアシュワニグプタ氏は次のように述べています。

「今回の発表は、米国でEVシフトを加速させるためにおこなう投資の第一弾となるものです。

 日産はキャントン工場の将来のために積極的な投資をおこない、最新の技術を投入し、従業員にトレーニングの機会を提供することで、トップレベルのEVを生産します」

 今回の日産の投資は、州政府、郡政府、地方自治体との強力なパートナーシップによって支えられていいます。

 またミシシッピ州のテイト・リーブス知事は次のように説明しています。

「日産は、ミシシッピ州の自動車産業の礎です。

 同州の人々は、キャントン工場を開設してから約20年にわたり、グローバルな自動車メーカーである日産のクルマを生産し続けています。

 今回、日産が同工場でEVとバッテリーパックを生産すると決定したことで、ミシシッピ州は再びグローバルな注目を集めることになります。

 そして、同工場で働く従業員は誇りを持って仕事に取り組み、永続的な成功を目指すことができます。ミシシッピ州のチームは、最高レベルの品質のEVを生産する準備ができています」

※ ※ ※

 今回の発表に合わせて日産・インフィニティは2台のティザー画像と動画を公開しました。

 日産ロゴを装着したモデルは、2021年11月29日に世界初公開した新世代のクロスオーバーEV「NISSAN CHILL-OUT」とフロントフェイスは似ているものの、シルエットから見えるディテールやテールライトデザインは異なっています。

 一方インフィニティロゴを装着したモデルは、セダンタイプと見られフロント&リアが横一文字のライトを採用していることがわかります。

 それぞれのモデルは、前述の「15車種のEVを含む23車種」における最初のモデルと見られ、近い将来に市販モデルとして登場するかもしれません。

【画像】日産&インフィニティが2台同時公開! スタイリッシュな新型EVの画像を見る!(27枚)

「えっ!カッコいい!」 マツダの「スゴいSUV」登場! どこが良いの?

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー