ホンダ新型「シビック」が3度目の快挙!「北米カー・オブ・ザ・イヤー」を獲得した11代目の評価ポイントは?

11代目となるホンダ新型「シビック」が、2022年の「北米カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。シビックが同賞に選ばれるのは3度目ですが、どのような点が評価されたのでしょうか。

8代目・10代目に続き11代目も選出

 ホンダのコンパクトカー新型「シビック」が、2022年の「北米カー・オブ・ザ・イヤー」(北米COTY)に選ばれました。

 シビックは2006年に8代目、2016年に10代目が受賞しており、今回の11代目が3度目の選出となります。北米COTYを3度受賞したクルマはシビックだけです。

 また、ホンダ車が北米カー&トラック・オブ・ザ・イヤーに選ばれるのは、2016年のシビック、2017年の「リッジライン」、2018年の「アコード」に続き、過去6年で4度目となります。

ホンダ新型「シビック」(北米仕様)
ホンダ新型「シビック」(北米仕様)

 北米COTYは、革新性、デザイン、安全機能、性能、技術、ドライバーの満足度などが優れたクルマを顕彰するものです。1994年に始まったこの賞は、米国とカナダの雑誌、テレビ、ラジオ、新聞、ウェブメディアなどで活躍する自動車ジャーナリスト50人によって審査されます。

 11代目となる新型シビックは、米国ではセダンとハッチバックが2021年6月に発売(日本ではハッチバックのみ同年9月に発売)。

 新型シビックはゼロから設計を見直し、スポーティなデザインと、より剛性の高いボディ構造、進化・強化したシャシーで、クラス最高の室内空間と快適性を実現しているといいます。

 また、もっともパワフルな「Si」グレード(セダン)は最高出力200馬力(英馬力)を発揮する1.5リッターVTECターボエンジンと6速MTが組み合わされ、安全技術、運転支援技術、コネクティッドカー技術が新たに標準装備されています。

 今回の受賞は、シンプルでスポーティなデザイン、クラストップレベルの安全性能、優れたドライビングダイナミクス、運転が楽しくなる個性が評価されたということです。

 ホンダは、1982年に米国で自動車の生産を始めて以来、北米で約1100万台(米国では500万台以上)のシビックを生産しており、これは北米での自動車生産のおよそ3割を占めています。

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Writer: くるまのニュース編集部

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