韓国「現代自動車(ヒョンデ)」12年ぶり日本再進出! 環境配慮「ZEV」2車種をオンライン販売! 2022年5月発売へ
現代自動車(ヒョンデ)は、12年ぶり日本の乗用車市場への参入を2022年2月8日に発表しました。電気自動車(EV)「IONIQ 5(アイオニック 5)」、燃料電池車(FCEV)「NEXO(ネッソ)」の2車種をオンラインのみで販売することを明らかにしています。
12年ぶりに現代自動車(ヒョンデ)が日本乗用車市場に再進出!
2022年2月8日、Hyundai Motor Company の100%子会社であるHyundai Mobility Japan(以下ヒョンデ)は、日本の乗用車市場への参入を発表しました。
参入にあたり、環境に配慮したZEV(Zero Emission Vehicle)の電気自動車(EV)「IONIQ 5(アイオニック 5)」、燃料電池車(FCEV)「NEXO(ネッソ)」の2車種を投入することも明らかにしています。
1967年に設立されたヒョンデは、世界200か国以上でクルマやモビリティサービスを提供しています。
2019年には440万台以上のクルマを販売しているほか、より持続可能な未来の到来を見据えた製品ラインアップや、現実のモビリティ課題に対する各種ソリューションを展開。
そうしたなかでヒョンデは、2009年12月に日本の乗用車市場から撤退後、世界各国でビジネスを拡大し、デザイン・性能・品質、さまざまな面で進化を重ねてきたといいます。
今回、日本へ再進出する理由としてHyundai Motor Company社長兼最高経営責任者(CEO)張在勲氏は「12年ぶりに日本市場に参入します。一度撤退したものの、再進出の背景には、現在でもヒョンデ車に乗り続けられる『お客さまとの絆』を大切にしたいという想いもあり、決定しました」と説明。
さらに「世界規模で高まる環境配慮への意識や、ひとりひとりが個人の価値観を重視した商品選択をおこなう傾向の高まりを受けて脱炭素社会に貢献したい」(張在勲氏)といい、日本社会の変化に対応する商品としてZEVの2車種を投入することを明かしました。
また、今回の日本の乗用車市場への参入と新しいビジネスモデルの構築にあたり、日本法人の社名を「現代自動車ジャパン株式会社」から「Hyundai Mobility Japan 株式会社」へと変更。
さらに、環境への配慮を意識したZEV販売、ウェブサイトとアプリを組み合わせたオンラインプラットフォームの展開などをおこなっていくといいます。
投入される車種は、アイオニック 5とネッソというZEVのみに絞り、日本市場においては、EVとFCEVのみを販売。
アイオニック 5は、ジョルジェット・ジウジアーロ氏による「ポニーコンセプト(1974年型)」をオマージュしたモデルです。
EV専用に開発したプラットフォーム「E-GMP (Electric Global Modular Platform)」の採用や、72.6kWの大容量バッテリー搭載モデルは、1充電航続距離618kmを実現(WLTCモード/自社測定値)。
さらに車両の電源を電気製品に供給するV2L(Vehicle to Load)、自宅に電力を供給するV2H(Vehicle to Home)の搭載により、EVのある新しいライフスタイルを提案します。
日本で普及している急速充電システム「CHAdeMO」を採用し、90kW級の充電器を使用の場合、約32分で10%から80%まで充電が可能なほか、ウィンカーレバーの右側への配置など、日本市場に寄せた仕様となっています。
FCEVのネッソは、水素と大気中の酸素で電気を生成し、モーターで走行することによる汚染物質を排出しないZEVです。
3段階の空気浄化システムにより走行中の大気汚染を除去するほか、1回/約5分の充填で約820キロの航続距離を実現(WLTCモード/自社測定値)しました。
アイオニック 5の価格は、ベース仕様が479万円、「Voyage」が519万円、「Lounge」が549万円、「Lounge AWD」が589万円で、ネッソは776万8300円となっています。
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なお、購入方法は車両選びから、試乗予約、見積もり、注文、決済、配送情報の確認まですべてをオンラインで完結。
その後、全国の主要地域に各地の協力整備工場と連携して展開する計画で、全国に対応可能なロードサービス体制により、いつでも、どこでも顧客最優先のサポートが可能な体制を構築していくとしています。
アイオニック 5とネッソの発売時期は、2022年5月より受注受付、同年7月から納車を開始する予定です。
肝心なバッテリーは大丈夫になったんでしょうか?
でも売れるわけ無いよな。日本車の下位互換だもん。壊れやすいしリセールバリューがタダ同然。年数台売れれば良い方。また撤退するぞ絶対