レクサス最高峰「LFA」の再来!? 後継車「新型エレクトリファイドスポーツ」と共演も! 次世代EVスポーツカーに期待大!

レクサスの次世代スポーツカーである新型「エレクトリファイドスポーツ」の映像がツイッターに投稿されました。そのなかで、わずか500台販売された「LFA」との共演を果たしています。

新型「エレクトリファイドスポーツ」の映像公開!

 レクサスは2022年2月2日、新型「エレクトリファイドスポーツ」の映像をツイッターに投稿しました。

 このモデルは、2021年12月にトヨタが開催した「バッテリーEV戦略に関する説明会」で世界初公開された計16台のBEV(トヨタ車12台/レクサス車4台)の1台です。

新旧“LFA”が共演した!(レクサスツイッターより)
新旧“LFA”が共演した!(レクサスツイッターより)

 新型エレクトリファイドスポーツは、レクサスにおいて伝説のスポーツカー「LFA」の後継モデルといわれている、BEV(バッテリーEV)の次世代スポーツカーです。

 ロングノーズショートデッキの美しいスタイルを持つ新型エレクトリファイドスポーツは、切れ長のヘッドライトや大きめのグリルが特徴的なデザインです。

 シルバーとブラックで引き締まったボディには、赤い牽引フックとブレーキキャリパーを装着。ボンネットにはダクトと見られるくぼみがふたつと、ボンネットピンのようなものが備わるなど、スポーツカーらしいスタイルを実現しました。

 一方のLFAは、2012年までに世界で500台のみが生産されたレクサス最高峰のスポーツカーです。

 4.8リッターV型10気筒エンジンと6速ASG(オートメーテッドシーケンシャルギアボックス)を組み合わせ、560馬力/480Nm(ニュルブルクリンクパッケージは570馬力)を発揮。価格はレクサス史上過去最高の3750万円でした。

 今回レクサスが公開した映像では、新型エレクトリファイドスポーツとLFAが並走し、さらに新型エレクトリファイドスポーツが追い抜いていくシーンや、木立のなかを駆け抜ける様子が収められています。

※ ※ ※

 カーボンニュートラル社会の実現に向けてレクサスは、2030年までに全カテゴリーでBEV(バッテリーEV)のフルラインナップを実現し、欧州、北米、中国でBEV100%、グローバルで100万台の販売を目指すとしており、さらに2035年にはグローバルでBEV100%を達成する目標を掲げています。

 トヨタの豊田章男氏は、「LFAの開発を通じて作り込んだ走りの味、いわば“レクサス秘伝のたれ”。それを継承する次世代のスポーツカーをBEVで開発します」とコメント。

 新型エレクトリファイドスポーツは全固体電池の搭載も視野に入れているとされており、0-100km/h加速タイムは2秒前半、航続距離は700kmオーバーを目標に設定。ハイパフォーマンスな次世代電動スポーツカーの登場に期待がかかります。

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