最大35キロの渋滞も! ピークは1月2日? NEXCO各社が公表した「年末年始」の渋滞予測とは

もうすぐ年末年始となりますが、2021年の年末年始の高速道路の渋滞予測はどうなっているのでしょうか。

2021年の高速道路の混雑状況はどうなる?

 毎年、年末年始は帰省や旅行などで各地の高速道路が渋滞となり、ニュースなどで取り上げられていました。
 
 しかし、新型コロナ禍では外出自粛意識が高まったことで、2020年から2021年の年末年始は渋滞が減少していましたが、新型コロナ禍2回目の年末年始となる2021年から2022年の高速道路は渋滞が予想されているのでしょうか。

2021年の高速道路は渋滞見られるのか!?(画像はイメージ)
2021年の高速道路は渋滞見られるのか!?(画像はイメージ)

 NEXCO東日本の渋滞予報ガイドによると、12月28日から2022年1月4日までの8日間期間中の渋滞ピークは1月2日だといいます。

 予測渋滞距離別では、関越道の高坂SA付近(上り線)、東名高速の綾瀬SIC付近(上り線)で最大約35kmと予想。

 通過予想時間別では、アクアラインの木更津金田IC付近(下り線)で最大約1時間45分、中央道の小仏トンネル付近(上り線)で最大約1時間40分となっています。

 一方のNEXCO西日本でも、NEXCO東日本と同じく8日間の渋滞予測ガイドを公表しており、渋滞予報のピークは1月2日。

 予測渋滞距離別で見ると、名神高速の滋賀県の名古屋方向へ向かう大津IC付近(名古屋方向)は最大約25kmと予想されています。

 通過予想時間別でも名神高速の大津IC付近(名古屋方向)が最大約1時間40分となっており、このほか阪神高速の兵庫県の深江サグ付近(大阪方向)では最大約1時間20分です。

 こうした渋滞予測について、NEXCO東日本の広報担当者は以下のように話しています。

 「渋滞予測に関して例年11月頃に発表していましたが、2021年は新型コロナウイルスの感染状況や交通動向を踏まえ、公表について協議、調整をおこなっていました。

 今回ホームページにて公開する形となりましたが、現在では未だ新型コロナウイルスの感染状況が不透明な状況のため、弊社としてはお客さまのお出かけを推奨するものではなく、年末年始の混雑が予測されるため情報提供をおこなうものとなっています」

※ ※ ※

 一方、NEXCO中日本では前出の東日本や西日本とは異なり、新型コロナウイルスによる利用状況の変動に関わらない、過去の渋滞実績を基にした渋滞予測カレンダーを公表しており、渋滞予測のピークはNEXCO各社と同じく1月2日です。

 予測渋滞距離別では、東名高速の横浜青葉IC付近(上り線)で最大約35kmと予想されており、通過予想時間については公表されていません。

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