ホンダ最高峰の「“新”めちゃ豪華スクーター」登場! 745ccエンジン×DCT搭載の「フォルツァ750」2027年モデルを欧州で発表!
ホンダ・ヨーロッパは2026年7月28日、フラッグシップアーバンスクーター「Forza 750(フォルツァ750)」の2027年モデルを正式に発表しました。
グランドツーリングモデルらしい堂々とした存在感
ホンダ・ヨーロッパは2026年7月28日、フラッグシップアーバンスクーター「Forza 750(フォルツァ750)」の2027年モデルを正式に発表しました。
今回の主なトピックスは新色の追加で、都市の中でもひと際目を引く存在感をさらに磨き上げた仕上がりとなっています。
2000年代以降、フォルツァシリーズはヨーロッパ市場において強固なブランドポジションを確立してきました。
その理由は、グランドツーリング(GT)モデルらしい堂々とした存在感や2人乗りでの高い快適性と、スポーティで切れ味鋭いハンドリング、そして力強いエンジンパフォーマンスをひとつのモデルに凝縮させた点にあります。スマートでスタイリッシュ、かつプレミアムな製品として常に高い評価を受け、利便性の高い機能と上質な造りを強みとしてきました。
2021年には、「フォルツァ125」と「フォルツァ350」に続く形で、シリーズの頂点を担う大排気量モデルとしてフォルツァ750がラインナップに加わりました。
高速域での走破性と軽快な俊敏性、そして上質なラグジュアリー感を一台に融合させたこのモデルは、日常の通勤から週末のツーリングまで幅広いシーンに対応する充実した装備を持ち、品質と実用性の両立という点で高い水準を示してきました。
2025年モデルではスタイルと各種スペックが刷新され、その立ち位置をより盤石なものにしています。
エクステリアは引き締まったエッジの効いたボディワークが特徴で、高速走行時に十分な防風効果をもたらしながら、広い足元スペースと低いシート高を両立させています。

2025年モデルから採用されたデイタイムランニングライト(DRL)とウインカーを一体化したデュアルLEDヘッドライトが、プレミアムな顔つきを演出します。
スクリーンとカウルにはバイオ由来のポリカーボネート樹脂「Durabio(デュラビオ)」を使用し、その他のボディワークにもリサイクル素材を積極的に取り入れることで、環境への配慮も高めています。
実用装備も充実しています。シート下には22Lの収納スペースを確保しており、フルフェイスヘルメットを収納できます。右側インナーカウルにはグローブボックスを設け、ハンドルにはUSB-C充電ソケットも備えています。シート高は790mmに設定され、良好な足つき性を確保しています。
計器類には、オプティカルボンディングにより光の反射を抑えた最新の5インチフルカラーTFTスクリーンを採用し、あらゆる光の条件下でも高い視認性を発揮します。
スマートフォンと連携する「Honda RoadSync」機能を通じて、ナビゲーションや通話、音楽再生なども可能です。スマートキーによってイグニッション、燃料キャップ、シートの開閉がキーレスで行えるほか、右側スイッチギアで操作するクルーズコントロールも標準装備されています。
心臓部に搭載されるのは排気量745ccの水冷SOHC 4バルブ並列2気筒エンジンで、低中速域での力強い出力特性が際立ちます。最高出力は43.1kW/6750rpm、最大トルクは69Nm/4750rpmを発揮し、0-50m加速は3.9秒を記録します。
270度位相クランクシャフトと不等間隔爆発が生み出す独特のリズム感ある鼓動を持ちながら、ツインバランサーが高回転域での振動を効果的に抑制します。
エンジンを前傾させて搭載することで重心を低下させ、最適な安定性を確保しています。燃費性能は28.3km/L(WMTCモード)で、13.2Lの燃料タンクにより約375kmの航続距離を実現します。なお、A2ライセンス(日本の普通自動二輪に相当)取得者向けに最高出力35kWバージョンも用意されています。
スロットルバイワイヤ(TBW)の採用により、ライダーは3つのデフォルトライディングモードと、自由にカスタマイズできる「USER」モードを使い分けることができます。
「STANDARD」は出力、エンジンブレーキ、Hondaセレクタブルトルクコントロール(HSTC)のバランスを整えた設定で、「SPORT」はよりアグレッシブな特性、「RAIN」は穏やかな出力特性となります。HSTCは後輪へのトルクを 3 段階で制御し、レベル 1 は介入を最小限にとどめ、レベル3は滑りやすい路面で最大限のコントロールを提供します。2025年のアップデートではRAINモード作動時の制御がよりスムーズになるよう調整されました。
シームレスなシフトチェンジを可能にするデュアルクラッチトランスミッション(DCT)も、2025年のアップデートにより発進時や極低速域でのコントロール性が向上しています。ライディングモードと連動した自動変速スケジュールを持ち、「USER」モードでは好みのシフトパターンを選択することも可能です。
シャシーは頑丈なスチール製チューブラーダイヤモンドフレームを核に41mm倒立フォーク、プロリンク式リアサスペンション、アルミニウム製スイングアームで構成されており、スポーツバイクに迫るハンドリング性能を実現しています。
ブレーキはフロントにデュアルラジアルマウント対向4ピストンキャリパーと310mmディスクを組み合わせ、確実な制動力を発揮します。ホイールはフロント17インチ、リア15インチのキャストアルミニウム製で、ハンドリングの正確性と走行安定性に貢献しています。
2027年モデルでは、継続色のマットウォームアッシュメタリックに加え、ガンメタルブラックメタリックとマットイリジウムグレーメタリックの2色が新たに設定されました。価格は1万699ユーロ(日本円で約194万円/2026年8月上旬のレート)です。
街乗りから長距離ツーリングまでを高次元でこなす実力は変わらず、新色の追加によってユーザーの選択肢がさらに広がった点が、2027年モデル最大の魅力と言えるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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