車のウォッシャー液は水で代用できる? 「洗浄」以外にもあるウォッシャー液の役割と交換のコツとは
ウォッシャー液は自車に必要な効果のものを! 交換時の注意
前述したように、ウォッシャー液にはさまざまな効果がありますが、液の詰め替えや継ぎ足しの際には、どのようなことに注意するべきでしょうか。
神奈川県内のガソリンスタンド店員は、ウォッシャー液の継ぎ足しなどについて、「違う種類を入れるときは、タンク内を一度空にするのが最適です」と話します。
同じウォッシャー液を継ぎ足す際には、入れすぎてタンクから漏れてしまわないように気を付ければとくに問題はありません。
一方で、いままで使っていたものと違う種類の液剤を入れる際には、違う成分同士が混ざり合うことで、液が凝固してしまう可能性があります。そのため、ウォッシャー液を一度抜いてタンクを空にしてしまうのが良いでしょう。
タンクが取り外せる仕様のものであれば、タンクごと取り外して水で洗い、ある程度水分を拭き取ってから新しいウォッシャー液を入れるようにしましょう。
タンクが取り外せないものについては、残量が少なければそのままウォッシャーの機能を使って、使い切ってしまっても良いかもしれません。
もし、まだ残量がある場合は、灯油用のポンプなどを活用して中身を吸い上げてしまう方法があります。
このとき、タンクに水道水を入れて、吸い出してを繰り返すことで、タンク内を一度洗浄することもできます。
ウォッシャー機能を正常に利用するためにも、液剤を違うものに変える場合は、一度このような手順を踏むことが重要になります。
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ちなみに、ガソリンスタンドのなかには、ウォッシャー液を継ぎ足してくれる販売店もあります。
前出のガソリンスタンドスタッフは「当店では無料でお入れできますが、種類を選んだり、タンク内の洗浄をしたりということは承っていません」といいます。
なお、料金の有無は販売店により異なりますが、ウォッシャー液の入れ方が分からない場合や交換が不安な場合は、ガソリンスタンドやカー用品店に相談してみるのも良いかもしれません。
撥水と一般との組み合わせは禁忌というのは取説にすら書いてあるはずだが…。
ウォッシャー液なんかけちるんなら車なんか乗るのやめちまいな。