4人分のキャンプ道具をホンダ「フリード+」に積み込める? 大量の荷物を効率的に車載するテクニックとは

キャンプへ行くにはクルマが便利ですが、たくさんの荷物の積み込みに苦労したという人もいるでしょう。クルマにキャンプ道具を効率良く積み込むときのポイントを、アウトドアの達人に聞いてみました。

キャンプ道具はただ積み込むだけじゃダメ!?

 最近のアウトドアブームの盛り上がりによって、クルマでキャンプに出掛けるようになった人も多いのではないでしょうか。

 そしてキャンプ初心者のなかには、クルマへの荷物の積み込みの壁に当たる人も少なくないかもしれません。

キャンプ道具の積み方にはコツがある
キャンプ道具の積み方にはコツがある

 キャンプアイテムは、気が付けば「あれもこれも」とどんどん増えてしまいますが。クルマのラゲッジスペースには限りがあり、制限なく荷物を積めるわけではありません。

 そのため、キャンプの達人になるには、クルマに効率よく荷物を積むコツを覚える必要があるのです。

 今回は、筆者(工藤貴宏)が実際に荷物を積み込んで、その評価をアウトドアの達人である小雀陣二さんにしてもらいました。果たして、筆者のスキルとセンスはどうなのでしょうか。

 用意した車両はホンダ「フリード+(プラス)」。ホンダ車の純正アクセサリーを手掛けるホンダアクセス社が開発した、収納効率を高めるためのアクセサリーがいくつか装着された車両です。

 ホンダ「フリード」は全長約4.3mに3列シートのコンパクトミニバンですが、フリード+は2列シート仕様として荷室を広げた派生モデル。車体サイズの割には多くのキャンプ道具を積むことができます。

 とはいえ、今回は4人でのキャンプを想定し、寝袋やマット、大きなチェア、デイバックをそれぞれ4つずつ用意。さらにはクーラーボックス、キッチン用品を入れた箱、ランタンなどかなりのボリュームです。

 本当にコンパクトカーのラゲッジスペースへ収まるのか不安ですが、まずは小雀さんが積んでみるとしっかり収まります。その“見本”を見てからすべての荷物を降ろし、筆者のチャレンジがスタートです。

 結論からいえば、にわかキャンパーとしての知識と経験をフル活用したことで、チャレンジャー工藤もすべての荷物を積み込むことができました。

 ただ、微妙に隙間が残るのと、クーラーボックスの上にマットが積みあがっているのが気になるところです。

 小雀さんの評価は「まあまあだね、悪くない」の70点。自動車ライターとしての面目はなんとか保たれました。

【画像】キャンプ道具の収納「まあまあ(70点)」の積み方と「お手本」の積み方の違い(38枚)

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