4人分のキャンプ道具をホンダ「フリード+」に積み込める? 大量の荷物を効率的に車載するテクニックとは

上手に積むコツは「隙間の使い方」 達人に聞いてみた

 小雀さんによると、たくさんのアウトドアグッズを荷室に積み込むときのポイントは「デッドスペースの使い方」だといいます。

 荷室の形状とすべてのアイテムがシンデレラフィットするということはありえないので、単に積むだけでなく、いかに隙間を埋めていくかがコツなんだそうです。

アウトドアの達人 小雀陣二氏いわく「デッドスペースを活用すべし!」
アウトドアの達人 小雀陣二氏いわく「デッドスペースを活用すべし!」

 具体的にいえば、リアシートの直後(背もたれは斜めなのでリアシート裏の下には空間が残りやすい)、床下、クーラーボックスなど箱と荷室の壁の間などをどのように活用していくかがポイント。

 そのためマットは袋に入れて丸めて積むだけでなく、時には袋から出して平べったく折ったりして緩衝材代わりに隙間に詰めるなどがテクニックとして有効です。

 また寝袋などは、本来のものよりも大きい袋に入れることで変形しやすくなり、積む際の自由度が高まることも覚えておくといいでしょう。ちょっとした工夫が、積載効率を高めるのです。

 また、ベンチやタープなどはキャンプ場に最初に使うものはサッと取り出せるようにできるだけ上に積む。

 クーラーボックスはキャンプ場に向かう途中で食材を買ってなかに入れることを考えて、開け閉めしやすい場所と状態で載せる、などの技も知っておきたいところです。

 ところで、ホンダの純正アクセサリー品を手掛けるホンダアクセスは、アウトドアレジャーにも最適なアイテムもたくさん取り揃えています。

 たとえばこのフリード+では、天井付近のデッドスペースに小物を置いて有効活用できる「ルーフラック」をはじめ、荷室を標準の“2階建て”状態から“3階建て”にして積載効率を高められる「ラゲッジマルチボード」などを装着。

 より機能的にキャンプ道具を積めるようにカスタマイズしてあります。

 すべて純正部品なのでディーラーで購入可能(新車購入後でも購入・取り付け可)なうえに、車種専用設計なのでフィッティングがいいのも自慢。

 ほかにも、「テールゲートカーテン」や車中泊に便利な「プライバシーシェード」など多くのアイテムを取り揃えているので、アウトドアを楽しもうという人はチェックしてみるといいでしょう。

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【画像】キャンプ道具の収納「まあまあ(70点)」の積み方と「お手本」の積み方の違い(38枚)

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Writer: 工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに寄稿している。執筆で心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はマツダ CX-60/ホンダ S660。

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