「見たことある?」 全国にある「黄色矢印」や「赤いバツ印」の信号機! 意外と知られていない意味とは
黄色矢印信号の近くには「赤いバツ印」も?
黄色矢印信号機の付近では、「赤いバツ印」の信号機も設置されていることがあります。
この赤いバツ印信号機は単体で設置されていることもあれば、「青・黄・赤」信号機の下に設置されている場合も見られます。
黄色矢印信号機同様に、赤いバツ印信号機は路面電車専用のものとなっており、路面電車に対して「停止」を意味しています。
もし、この信号機が「青・黄・赤」信号機の下に設置されていた場合でも、路面電車以外は赤いバツ印に従う必要はありません。
一方で、この赤いバツ印信号機は黄色矢印信号機よりも設置が少なく、認知度も低いようです。
実際に赤いバツ印信号機が設置されている地域では、レンタカーなどがクルマの停止を意味していると履き違えて、渋滞をおこしてしまうという事例も見られます。
SNSを見ても、「旅行先で初めて見た!」「初めて見た信号機…どういう意味?」という人が多く、馴染みのない人にとってはなかなか意味がわかりにくいものであることがうかがえます。
赤いバツ印信号機は、教習所で習うものですが、何年も目にしていないと意味が頭から抜け落ちてしまうのかもしれません。
運転者の必須知識であることはもちろん、自身が運転時に困らず、安全かつ円滑な交通を実現するためにも、意味を正しく理解しておくようにしましょう。
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