ホンダ新型「シビック Si」のカスタムが超絶イカす! レーシング仕様などSEMAがシビック一色に!?
レーシングカーになったシビックSiも
今回のSEMAショーでは、2021年12月3日から5日にかけて開催されるサンダーヒル25時間耐久レースに展示されるシビックSiのレーシングカーも出展されました。
「HPDシビックSiレースカー」は、HPDが手掛けたレーシングカー(コンセプト)で、先代となる10代目のHPDシビックSi TCAレースカープログラムのノウハウを活かし、HPDのエンジニアが制作、開発、テストをおこないました。
ボディ全体をレーシングカラーに変更。フロントは、ベースとなる新型シビックSiとは異なるパンパーデザインを採用し、グリルに赤い布製のけん引フックが装着されます。
リアには、ベース車の小型のスポイラーから大型GTウイングに変更されるとともに、マフラーもHPD専用のものが採用されました。
内装は、ハンドルやペダル類、シフト、シートなどを変更しているほか、車両情報を確認するための専用モニターをインパネ中央部に配置。
パワーユニットは、Si用の1.5リッターターボをさらにパフォーマンスチューニングし、大容量アルミラジエーターや高強度の4速ギアセット、レース用のリミテッドスリップデフ(LSD)などを備え、さらに車体もレース用のセッティングが施されました。
ほかにもシビックSiのレースカーとして、Team Honda Research West(THR-W)の「THR-WシビックSiレースカー」も展示されました。
1996年に設立されたTHR-Wは、レースでの経験を生かして、ストリート用のホンダプロダクションカーやライトトラックのデザイン、エンジニアリングを手掛けている実績を持っています。
THR-WシビックSiレースカーのボンネットはダクトを備えたカーボン製で、大型のフロントアンダースポイラーを装着。ボディには、シビックSiのフロントグリルにも用いられる六角形をモチーフとした模様が描かれており、リアの大型GTウイングが目を引きます。
また、レース用にパワートレインやシャシ、ブレーキなどが強化され、最高出力は220hp、最大トルクは240lb・ftに高められました。
なお、サンダーヒル25時間耐久レースでは、ホンダのスタッフで構成されるチームが参戦することになっています。
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日本国内でシビックは、2021年9月に11代目へとフルモデルチェンジしました。先代にあたる10代目にラインナップされていたセダンは導入されず、ハッチバックのみのとなったことから、車名もシビックとなっています。
2022年には2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」搭載車に加え、スポーツモデルの「シビックタイプR」の登場が予定されています。
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