三菱 新型SUV「アウトランダーPHEV」発表! 9年ぶり刷新で新世代PHEVシステム搭載 12月発売へ

2021年10月28日、三菱は新型「アウトランダー」PHEVモデル(以下、新型アウトランダーPHEV)を発表しました。発売は12月を予定しています。いったい、どんな特徴があるのでしょうか。

アライアンスで開発した新世代プラットフォームを採用

 2021年10月28日、三菱は新型「アウトランダー」PHEVモデル(以下、新型アウトランダーPHEV)を発表しました。2013年1月に初代アウトランダーPHEVが発売されて以来、約9年ぶりの全面刷新となりますが、どんな特徴があるのでしょうか。

三菱 新型「アウトランダー」PHEVモデル
三菱 新型「アウトランダー」PHEVモデル

 アウトランダー(日本市場で初代は「エアトレック」名で販売)は、2001年に発売された三菱初のクロスオーバーSUVで、3世代にわたってグローバルに展開。近年では三菱の販売台数の約2割を占める、コアモデルのひとつに成長しているということです。

 そして、3代目アウトランダーより追加設定されたPHEVモデル(アウトランダーPHEV)は、日本市場での発売後、欧州、オーストラリア、北米、そしてASEANなどに順次展開。2021年9月末までの累計販売台数は約29万台を記録しています。

 今回フルモデルチェンジした新型アウトランダーPHEVについて、三菱は次のように説明しています。

「『威風堂々』をコンセプトとする新型アウトランダーPHEVは、ボディやシャシ、パワートレインなどすべてを刷新。

『より力強く・より遠くを実現した独自の新世代PHEVシステム』『あらゆる天候や路面状況で安全・安心で快適な走り』『力強く存在感のあるエクステリアと上質で先進的なインテリア』の3点を特徴とし、全方位で大幅に進化させています。

 これらにより、力強い走りやゆとりある居住性と多彩な使い勝手といったSUVとしての魅力、力強く滑らかな加速とあらゆる走行状況で安全・安心な走りといった電動車としての魅力の双方を大幅に高めました。

 三菱の電動化技術と四輪制御技術の粋を集め、アライアンスで開発した新世代のプラットフォームや先進技術を活用したフラッグシップモデルです」

※ ※ ※

 新型アウトランダーPHEVのデザインは、三菱独自のSUVデザインをベースに、新たなコンセプト「BOLD STRIDE(ボールド・ストライド)」を掲げ、堂々とした存在感のある佇まい、大地を踏みしめる力強さ、新しい一歩を踏み出す頼もしさを全身で表現。

 外観では、三菱の共通フロントフェイス「DYNAMIC SHIELD(ダイナミック・シールド)」を新世代化させ、存在感を演出しました。

 20インチ大径ホイール、それを包み込む筋肉質なフェンダーフレアを採用し、飛行機の垂直尾翼をモチーフとしたDピラーとフローティングルーフによって、力強く軽快な走りを予感させるデザインとしています。

 リヤではテールゲートに六角形の形状を取り入れたほか、ワイド感を演出する水平基調でボディの左右両端まで広がるテールランプを採用しています。

 ボディカラーに、硬質で高輝度かつ鮮明な3色の「ダイヤモンドカラーシリーズ」を採用。既存の「ホワイトダイヤモンド」「レッドダイヤモンド」そして新型アウトランダーPHEVで新たに追加する「ブラックダイヤモンド」を含む全10色展開としました。

 インテリアでは、走行時の車体姿勢の変化をつかみやすい水平基調で力強い造形のインストルメントパネル「HORIZONTAL AXIS(ホリゾンタル・アクシス)」を進化させて採用。

 また質感の高いソフトパッドを随所に採用したほか、ステッチをあしらうなど上質感も高められています。

 モニターやメーターは視認性に、セレクター、ダイヤル、スイッチ類は操作時の節度感にこだわった「MITSUBISHI TOUCH(三菱タッチ)」という考え方に基づいてデザイン。視覚だけでなく触覚にも訴える上質さを実現しました。

 12.3 インチのフル液晶ドライバーディスプレイや10.8インチのウインドシールド投写型ヘッドアップディスプレイ、大型スマートフォン連携ナビゲーションなど利便性の高い装備も各種採用します。

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1件のコメント

  1. スタイルの好みは人それぞれだから評価はさておき、アウトランダーPHEVの美点は、荷室がフラットになること、バックドアが比較的立っているいることだ。
    結構な雨の中でもバックドアを上げても荷室に降り込まないし、跳ね上げたバックドアが屋根の代わりをしてくれる。旧型はそのため再度ビューがボテッとした感じがあったが新型は旨く処理している。
    旧型も斜め後方視界は結構確保されていて運転が楽だった。
    それと荷室床と荷室の開口部下端に段差が旧型もないから、荷室から乗り降りしやすい。車中泊は便利だった。荷室で座って着替えができたのも重宝した。ヒートポンプ式の暖房システムにようやくなったので、より長距離が楽な車になって買い換え候補の筆頭。 アリアにも目がいくけどちょっと狭い。もう一回り大きなモデルまで待つかも。

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