真っ赤な「フェラーリ焼きいも屋」が凄すぎる! 「F430」2台体制で移動販売を続ける理由とは
東京都には、フェラーリで焼きいもの移動販売をおこなう「すーぱーかーやきいも」という一風変わった焼きいも屋さんがいます。たびたび話題となってきたこの焼きいも屋さんですが、2021年は新たな取り組みをおこなっているようです。約1年ぶりに話を聞いてみました。
フェラーリで焼きいも屋をやってみた! すーぱーかーやきいもはどこで買える?
気温も低下し、アウターが必須の時期となってきました。肌寒い日には、温かい焼きいもが食べたくなります。
焼きいもと聞くと、軽トラックを改装して窯を搭載した、焼きいもの移動販売をイメージする人も多いでしょう。
しかし、東京都には、一風変わった焼きいもの移動販売カーが存在します。その名も「すーぱーかーやきいも」です。
本格的に寒さが身に染みる時期となり、新たな取り組みを始めたようです。
以前からSNSなどで話題となるのがフェラーリ「F430」で焼きいもの移動販売をおこなう「すーぱーかーやきいも」。
焼きいもは、F430のリア部分を再現した特製のリヤカー部分で焼き上げられており、見る人の目を引く光景です。
そんな、すーぱーかーやきいもの誕生経緯について、オーナーである有限会社ドリームカーの代表原田氏は「自身が好きなスーパーカーと、妻が好きな焼きいもを組み合わせてみました」と話します。
では、すーぱーかーやきいもはどこで購入できるのでしょうか。
オーナーの原田氏は「販売は土日におこなっている」として、出店場所について以下のように説明します。
「地元である東京都西多摩郡日の出町のイオンでの出店や自社店舗での販売がメインとなっていますが、埼玉県のほうでも出店することがあります。また、ネットショップでも購入していただくことが可能です」
このように、実際の焼きいも販売は日の出町がメインですが、ネットショップも開設されているため、居住地域に関係なく購入することができます。
また、周囲の人からの反響について原田氏は「最近ではSNSなどを通じて、遠方からいらっしゃる人も多く、リピーターとして何度も購入しに来てくれる人も増えています」と話します。
最近では、メディア出演などに加え、TikTokといった新たなSNSも活用しはじめたそうです。
とくにSNSの効果について原田氏は「若者のお客さまが増えました。ほかのSNSと併用することで、インスタグラムのフォロワーも増え続けています」と話します。
このように、すーぱーかーやきいもの認知は広まり続けており、以前は1日に100本から200本ほどだった販売数が、いまでは1日に300本ほど売れるときもあるそうです。
さらに原田氏によると、お客からのニーズは大きくわけてふたつあるようで、「はじめはフェラーリ目当てで来てくださって、そのまま焼きいもの味を気に入ってリピーターになる人もいらっしゃいます」としつつ、「逆にクルマに興味がない人が焼きいもを購入しに来て、フェラーリも楽しんでくれるケースもあります」といいます。
焼きいも自体の売れ行きもさることながら、フェラーリ目当てで訪れるお客も少なくないすーぱーかーやきいも。
結果として、どちらも楽しむことができるため、焼きいもとフェラーリ、両方に相乗効果があるといえるでしょう。
ちなみに、すーぱーかーやきいもの進化は、新たなSNSの活用や認知の広まりだけではありません。
実は、すーぱーかーやきいもに、待望の2台目が登場したようです。2台目の車両も1台目同様のフェラーリF430ですが、今回はオープン仕様である「F430 スパイダー」が導入されています。
原田氏は「2台体制になったことにより、1台は自社店舗前、もう1台はイオンなど、同じ時間帯でも別々の場所で出店できるようになりました」とメリットを説明します。
いままでは車両が1台だったため、タイミングによっては、フェラーリと出会えない人もおり、そうした人への配慮から増車を決意したそうです。
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2台体制となったことで、今後さらに多くのユーザーに焼きいもを提供できるようになった、すーぱーかーやきいも。
地方からでも、インターネットを通じて購入できるため、気になる人はぜひ購入してみるのがおすすめです。
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