「ハッチバック」は単なる小型車にあらず! 大人にふさわしい「プレミアムハッチ」が魅力的
6速MTで走りも楽しめる大人のハッチバックとは?
●レクサス「CT」
レクサスのハッチバック「CT」は、同ブランド内ではエントリークラスですが、その存在感や性能、装備も含めて、立派な大人のプレミアムハッチバックといえます。
プレミアムコンパクト初のハイブリッド専用車として2011年に誕生。すでに10年を迎えたロングセラーモデルです。
なお、2014年のマイナーチェンジで、レクサスのアイコンでもあるスピンドルグリルを採用しました。
CTの全長4350mm×全幅1765mm×全高1450mmというサイズは、コンパクトカー以上の大きさと存在感があり、2017年に2度目のマイナーチェンジでエクステリアデザインを小変更することで現在のレクサスらしさをさらに追加しました。
ちなみにメカニズムは3代目「プリウス」にも搭載されていた1.8リッターエンジン+モーターとリダクションギアを組み合わせたハイブリッドシステムを採用。細かな改良も加えられ23.9km/L(WLTCモード)という優れた環境性能を誇ります。
インテリアは水平基調のダッシュボードなどに時代を感じさせるものの、質感はまさに高級車。
コンパクトなボディに上質な内外装を組み合わせることで、扱いやすさと質感を両立した大人にふさわしいプレミアムハッチバックとなっています。
●マツダ「マツダ3 ファストバック」
マツダは長きにわたりハッチバックを大事に育ててきました。「アクセラ」もそうでしたが、単なるコンパクトカーとしてではなく、スタイルとしてのハッチバックを構築。
そして2019年に登場したプレミアムなハッチバックが「マツダ3ファストバック」です。
全長4460mm×全幅1795mm×全高1440mmというサイズは、前身となるアクセラよりも10mm短く40mm低く設定。ホイールベースは25mm延長され2725mmとなっています。
ルーフが低く後席はやや狭く感じるものの、曲面の抑揚で質感を表現した伸びやかで美しいハッチバックスタイルを実現しました。
パワートレインは1.5リッター/2リッターガソリン、1.8リッタークリーンディーゼル、さらに新開発の2リッターエンジンを組み合わせたマイルドハイブリッドと4種類ラインナップ。それぞれFFと4WDが用意されています。
そして、マツダ3ファストバックの大きな特徴となっているのが、6速MTを設定するなど「運転する楽しみ」を意識した作りになっていることです。
6速MTのハッチバックは世界的にもレアな組み合わせとなっており、スポーティにも走れるのが大きな魅力。
実用的でありながら美しい佇まいと走りを楽しめるマツダ3 ファストバックは、センスのいい大人にこそふさわしい雰囲気に満ちています。
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実際ノート オーラは、セダンやミニバンなどから乗り換える人や、輸入車から乗り換える人も多く、プレミアムハッチバックとして高く評価されているといいます。
年齢層も50代が約3割を占めているなど、これまで上級モデルに乗っていたユーザーでも違和感のない高級感が人気の秘訣のようです。
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