1年中タイヤ交換しないで良い? 「オールシーズンタイヤ」の限界はどこ? 豪雪地帯でも使えるのか

オールシーズンタイヤは買い求めるユーザーは多い?

 使い方次第で万能なタイヤであるオールシーズンタイヤですが、実際に利用しているユーザーは多いのでしょうか。

 現在の認知度について、オートバックスの担当者は以下のように話します。

「オールシーズンタイヤ自体は以前から存在していたものの、店頭に多く並びはじめたのは2018年から2019年頃で、近年徐々に認知度が上がってきたという状況です。

 一般的にお客さまには『冬=スタッドレスタイヤ』というイメージが強く定着しており、オールシーズンタイヤは認知度もまだまだ低く、名前すら知らないという人が多いようです」

オールシーズンタイヤは多少の積雪であれば不安はあまりないといえる(画像はトーヨータイヤ「セルシアス」)
オールシーズンタイヤは多少の積雪であれば不安はあまりないといえる(画像はトーヨータイヤ「セルシアス」)

 このようにオールシーズンタイヤの認知度はまだ低く、ユーザーの使用が定着するにはまだ時間がかかるかもしれません。

 今後のオールシーズンタイヤの普及について、前述のオートバックスの担当者は「オールシーズンタイヤについて理解が深まるとともに、ユーザーの需要も増えていくと考えられます」と話します。

 また、前出のブリヂストンの担当者も「オールシーズンタイヤについては、現在国内でテストマーケティングをおこなっている状況」としており、「オールシーズンタイヤの日本市場での適合性、ニーズおよび需要規模を見極めていきたいと考えています」と話します。

 オールシーズンタイヤの認知度はまだ高くありませんが、海外では使用する人も増えてており、今後日本でも広まっていく可能性は十分にあるといえるでしょう。

【画像】オールシーズンと冬タイヤは何が違う? 写真でも分かるの違いを見る(33枚)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

1 2

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー