女性目線で見るスバル「レヴォーグ」!購入後約1年で感じた良いところとは

2020年10月にフルモデルチェンジし、2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、輝かしい経歴を持つスバル「レヴォーグ」ですが、実際の使用感はどうなのでしょうか。実際にレヴォーグのオーナーであり、子育てママでモータージャーナリストのまるも亜希子氏が語ります。

子育てカーとしてミニバンからの乗り換えでレヴォーグという選択肢

 我が家にスバル「レヴォーグ」がやってきて、2021年11月末で1年になります。グレードは「STI Sport EX」でボディカラーはWRブルー。現在の走行距離は1万1800kmです。

WRブルーのスバル「レヴォーグ」(写真はイメージ)
WRブルーのスバル「レヴォーグ」(写真はイメージ)

 子育てカーとしてミニバンからの乗り換えで、主に私が買い物や送り迎え、仕事で乗っています。

 ミニバンはとにかく小さい子どもがいるうちは便利だったので、ステーションワゴンに乗り換えるといろいろと不便に感じるかなと思いきや、結果的にはほとんど不満はなく大活躍しています。

 いちばん「レヴォーグを買ってよかった」と感じている点は、最も守りたい「後席」の安心感が高いということです。JNCAPで最高得点を獲得し、2020年に発売されたクルマで最も安全なクルマの称号を手にしたレヴォーグですが、それは乗っていても随所で実感させてくれます。

 不安定な挙動になりやすかったカーブでの安定感や、ブレーキング時のしっかりとしたカタマリ感をはじめ、横風が強い東京湾アクアラインのような道でも接地感が高いなど、ミニバンでは運転中に幾度もヒヤリとしていたシーンが、レヴォーグでは驚くほど平和なのです。

 とくに、後席で子どもが眠ってしまった時には頻繁にミラーでその様子を確認するクセがついているのですが、カーブや大きなギャップを乗り越えた時も子どもの身体がダラリと傾くことが少なく、SUBARUならではの低重心でシンメトリカルなメカニズムを実感し、安心することができます。

 また、あんなに嫌いだった渋滞が、そんなに苦痛ではなくなったのも予想以上のよい変化です。

 もちろんそれは、アイサイトのメインシステムが最新となったことと、高度運転支援技術を搭載したアイサイトXのおかげです。

 普段はアイサイトのみ作動させて高速走行をすることも多いですが、ナビ情報でこの先に渋滞があるとわかったら、すかさずアイサイトXのスイッチをON。条件が揃うとフロントガラスやメーターのサインがブルーに点灯して、50キロ以下の速度の場合ではハンズオフ走行が可能となります。

 ハンドルに添えていた両手を離し、膝の上に置いて力を抜くと、無意識のうちにこんなにも腕や肩が疲れていたんだなと気づきます。

 ハンズオフ走行中はスマホをいじったりはできませんが、すぐに運転再開できるようにスタンバイしつつ、手のひらのツボを押してマッサージしたり、ゆったりとドリンクを飲んだりすることが出来て、ロングドライブ中のひとときのリフレッシュタイムになります。運転中にリラックスできるのは本当にありがたい限りです。

「もう渋滞なんて怖くない」という意識にシフトしたことで、休日のドライブも億劫ではなくなりました。いつも家族サービスで運転手になってしまって、疲れているお父さんにはぜひ、このアイサイトXを試して欲しいと思います。

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