ホンダ新型「シビック」4年ぶり刷新へ! 発売前にHV仕様を予告 登場期待される新仕様とは?

ホンダは2021年9月3日に新型「シビック」を発売しますが、2022年には新たな仕様のシビックを日本市場に投入するとすでに予告しています。いったい、どんな新型シビックが出てくるのでしょうか。

e:HEV仕様の投入をすでに宣言

 ホンダは2021年9月3日に新型「シビック」を発売します。日本ではまずハッチバックモデルが販売されますが、ホンダによると2022年に新モデルの発売が予定されているほか、日本にない海外専用仕様の新型シビックが存在。

 果たして、新型シビックにはどれほどのバリエーションがあるのでしょうか。

ハッチバックのホンダ新型「シビック」(画像は北米仕様)
ハッチバックのホンダ新型「シビック」(画像は北米仕様)

 日本市場では4年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型シビックは、前述のとおりハッチバックタイプのボディで登場。

 搭載されるエンジンは1.5リッターターボで、トランスミッションはCVTもしくは6速MTの組み合わせです。WLTCモード燃費は、CVT仕様・6速MT仕様のいずれにおいても16.3km/Lとなります。

 そんななか、ホンダは日本市場における新型シビックのラインナップとして、2022年にハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載したモデルと、高性能バージョンとなる新型「シビックタイプR」の追加投入を現段階から予告しています。

 e:HEVとは、ホンダが開発した2モーターハイブリッドシステムで、「フィット」や「ヴェゼル」、「ステップワゴン」など幅広い車種で搭載されるシステムです。1.5リッターターボと比べてどれほど優れた燃費になるのか、期待されます。

 また、先代ではハッチバックと同様英国生産だったシビックタイプRですが、ホンダの英国工場が閉鎖されたいま、日本仕様の新型シビック(ハッチバックモデル)は国内生産に戻されました。

 日本仕様の新型シビックタイプRがどこで生産されるのかについても、いまから注目されます。

 ちなみに、日本に先行して新型シビックが発売された米国では、セダンがまず発売されたほか、日本と同様のハッチバックモデル、シビックタイプR、さらにシビックタイプRとは別の高性能モデル「Si」の設定も予告されます。

 また、ヨーロッパではハッチバックモデルの発売が予告されるほか、東南アジアのタイではセダンが投入されるなど、各市場にあわせたモデルが投入されるということです。

 世界各国で色々な仕様が設定される新型シビックですが、まずは9月5日発売のハッチバックモデル、そして日本市場投入が約束されているハイブリッド仕様、シビックタイプRに注目が集まります。

 それではここでクイズです。

 新型シビックで掲げられたグランドコンセプトは、次のうちどれでしょうか。

【1】ワンダーシビック

【2】爽快シビック

【3】グランドシビック

【4】スマートシビック

※ ※ ※

 正解は【2】の「爽快シビック」です。

 新型(11代目)シビックでは「爽快シビック」というグランドコンセプト(キャッチコピー)が掲げられましたが、これまでの歴代シビックにおいても、ホンダは自らキャッチコピーをつけていた事例があります。

 3代目は「ワンダーシビック」、4代目は「グランドシビック」、7代目は「スマートシビック」と呼ばれていました。

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