8年ぶり刷新へ! 三菱 新型「アウトランダーPHEV」はどう進化? 国産SUV初の3列PHEV 注目点は?

三菱は新型「アウトランダーPHEV」を2021年冬に発売予定です。競合になると予想されるトヨタ「RAV4 PHV」に対して、どんな特徴があるのでしょうか。

RAV4 PHVのEV走行距離にどこまで迫れるか?

 三菱は、2021年7月29日に新型「アウトランダー」にプラグインハイブリッド(PHEV)モデル(以下、新型アウトランダーPHEV)を新たに設定し、今冬に国内で発売する予定と発表しました。新型アウトランダーPHEVは、従来モデルからどのようなポイントが進化するのでしょうか。

三菱「アウトランダー」(写真は海外仕様)
三菱「アウトランダー」(写真は海外仕様)

 2021年8月現在、三菱のほかにラインナップされている国産車のPHEVモデルには、SUVではトヨタ「RAV4 PHV」(2020年6月発売)、ハッチバックではトヨタ「プリウス PHV」(2017年2月現行モデル発売)が存在します。

 PHEVとは、ハイブリッドカーに外部給電機能を加えたクルマのことを指します。駆動用大容量バッテリーの搭載により一定距離をEVとして走行できることから、自宅に充電設備があればガソリン代をほぼかけずに近距離移動できることも魅力です。

 前出のアウトランダーPHEVは、初代モデルが2013年1月に発売されました。三菱によると、SUVタイプのPHEVとしては世界初だったといいます。

 2021年冬に発売予定とされる新型アウトランダーPHEVでは、2列5人乗りだった初代モデルの乗車定員から、3列7人乗りへ進化。新型アウトランダーPHEVは国産車では唯一の3列シートPHEVモデルになる予定です。

 また、モーター出力の向上とバッテリー容量が拡大された新世代化したPHEVシステムの搭載により、航続距離の延長も実現されるといいます。

 RAV4 PHVはEV走行距離が95.0km(WLTCモード、以下同様)とアナウンスされていることから、新型アウトランダーPHEVが初代のEV走行距離(57.6km)からどこまで伸ばせるのか、注目です。

 それではここでクイズです。

 三菱には、アウトランダーPHEVのほかにもう1車種PHEVシステムを搭載したクルマが存在します。その車種は、次のうちどれでしょうか。

【1】パジェロ

【2】エクリプスクロス

【3】RVR

【4】ミラージュ

※ ※ ※

 正解は【2】の「エクリプスクロス」です。

 エクリプスクロスは2018年3月に発売されたSUVですが、2020年12月の初のマイナーチェンジ時に、三菱は初代アウトランダーPHEVのPHEVシステムを搭載。三菱として2車種目のPHEV車として、販売を開始しました。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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1件のコメント

  1. RAV4 PHVはEV走行距離が95.0km←これチャデモ急速充電出来ない単なる欧州の燃費規制逃れだから。
    このPHEVはV2Hと接続してBEVのように自宅に全電力供給できるし、自家発としても使える優れもの。
    V2Hは400V充電だから普通充電の半分時間で出来る。
    この車の強みは実質的にREX車だということ。
    新型期待している。ただ、7人乗りはいらない。この車は5人まででゆったりと使う車。
    その分後席スライドやリクライニングを充実させて欲しい。
    EV航続距離は最低でも100㎞以上出来れば150㎞位が欲しいね。
    それと廉価版のガソランダーは国内投入は不要。欲しい人はD5やエクリプスクロスで良いと思う。ハイ個人的意見です。

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