トヨタ人気SUV「ヤリスクロス」はグレード差で何が違う? エントリー&最上級で異なる部分とは

手ごろな価格と扱いやすいサイズで、トップクラスの人気を誇るトヨタ「ヤリスクロス」。そのエントリーグレードとトップグレードにはどのような差があるのでしょうか。

販売台数トップクラス!ヤリスクロスのエントリーグレードとトップグレードを比較

 2021年6月現在で売れ行きが好調なSUVのなかでも、トヨタ「ヤリスクロス」は手ごろな価格と扱いやすいサイズで、トップクラスの人気を得ています。

 そんな人気が続いているヤリスクロスのエントリーグレードとトップグレードには、どのような差があるのでしょうか。

大人気SUVトヨタ「ヤリスクロス」!グレードによって何が違うのか
大人気SUVトヨタ「ヤリスクロス」!グレードによって何が違うのか

 ヤリスクロスの車種構成は、パワートレインで分類すると1.5リッターのガソリン車と1.5リッター+モーターのハイブリッド車に分けられます。

 いずれのパワートレインにも「Z」、「G」、「X」の3グレードがあり、駆動方式はともに2WDと4WD(ハイブリッド車はE-Four)を設定。

 ただし、ガソリン車のXグレードには「Bパッケージ(2WD/4WD)」という装備を簡略化したビジネスユーザー向けのモデルが存在し、このBパッケージは、衝突被害軽減ブレーキがオプションでも装着できないなどの特徴があり実際の販売面ではXグレードがエントリーグレードといえます。

 では、XグレードとZグレードでは、どのような違いがあるのでしょうか。

 エクステリアでは、Zグレードのオプションで、エントリーグレードに比べ屋根の色が異なる「TWO TONE」を選択出来るようになります。

 ライト類においては、Xグレードのヘッドライトは、ハロゲン(プロジェクター式)で、クリアランスランプとデイタイムランニングランプはLEDで、ターンシグナルランプは電球式です。

 リアコンビネーションランプは、テール&ストップランプのみLEDで、ターンシグナルランプとバックランプは電球式です。

 一方で、ZグレードではヘッドライトはフルLEDヘッドランプになり、オプションで先行車や対向車だけ照らさない仕組みのアダプティブハイビームも選択可能です。

 クリアランスランプとデイタイムランニングランプはLED式で、ターンシグナルランプは、今流行のクリアランスランプやデイタイムランニングランプと発光色を切替える方式となります。

 リアコンビネーションランプも、ターンシグナルランプやバックアップランプも含めてフルLED式です。

 タイヤサイズでは、Xグレードがスチールホイール(ホイールカバー付き)に205/65R16のタイヤを装着。オプションで、16インチアルミホイールを選択できます。

 Zグレードは、18インチアルミホイール(切削光輝)に205/50R18のタイヤが標準装備されます。

 インテリアでは、Xグレードの内装色がブラック、シートはヘッドレスト一体型のフルファブリックで、ハンドルはウレタン巻きです。

 メーターはデジタル表示で、4.2インチカラーTFT液晶マルチインフォメーションディスプレイが組み合わされます。

 一方のZのグレードの内装色はブラウンとなり、シートはヘッドレスト別体型の合成皮革とファブリックの組み合わせで、ステアリングホイールも本革巻きになります。

 メーターは、アナログ式のオプティトロン(文字が光る方式)に、7インチカラーTF液晶マルチインフォメーションディスプレイの組み合わせです。

 運転支援面では、Xグレードではバックガイドモニターはオプションで、さらにパノラミックビューモニター(自車を真上から見たように映す機能)もオプションにて選択可能です。

 Zグレードでは、ヘッドアップディスプレイもオプションで選択可能。さらに、Xグレードでは装着できないブラインドスポットモニターやリヤクロストラフィックブレーキもオプションで選択可能になり、後方への安全性が飛躍的に高まります。

 また、冬場の運転で重宝するステアリングヒーターや、ハンズフリーパワーバックドアもオプションで選択可能です。

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