これぞ究極のおもてなし 新型「メルセデス・マイバッハSクラス」日本上陸!最上級モデルは3201万円

メルセデス・ベンツ日本は2021年7月1日、新型「メルセデス・マイバッハSクラス」を発表し、先行予約の受付を開始しました。なお納車は同年11月を予定しています。

全長5469mmは「Sクラスロング」より180mm長い

 メルセデス・ベンツ日本は2021年7月1日、新型「メルセデス・マイバッハSクラス」を発表し、先行予約の受付を開始しました。なお納車は同年11月を予定しています。

新型「メルセデス・マイバッハSクラス」
新型「メルセデス・マイバッハSクラス」

 新型メルセデス・マイバッハSクラスは、メルセデス・ベンツ「Sクラス」の持つ完成度の高さやハイテク機能と、マイバッハの持つ独自性や伝統を融合させたモデルで、2020年11月にデジタルで世界初公開されました。

 ボディサイズは全長5469mm×全幅1921mm×全高1510mm、ホイールベースは3396mmです。これは通常ボディのSクラスよりも全長は290mm、ホイールベースで290mm長く、ロングボディのSクラスよりも全長で180mm、ホイールベースで180mm長いサイズとなります。

 クラシックな3ボックスのセダンタイプで、フロントはクロームメッキのフィンを備えたボンネットと、メルセデス・マイバッハ専用のラジエーターグリルが特徴となります。ボンネットの上にはメルセデス・ベンツのスリーポインテッドスターが輝いています。

 ホイールベースが延長されていますが、乗降性の向上も図ったリアドアと、より垂直に近い角度のCピラーにより、バランスの取れたサイドビューを実現。Cピラーには固定型のクオーターライトと、特別なステータスを強調するマイバッハブランドのエンブレムを配置しています。さらにドアハンドルは格納型とし、空力性能の向上とともに、シンプルでクリーンなデザインとしているのが特徴です。

 20インチの鍛造マルチスポークアルミホイールを標準装備、さらにオプションで21インチの鍛造マルチスポークアルミホイールを選択することが可能です。

 インテリアは、新型Sクラスの革新的なデザインに基づいてます。デジタルとアナログが調和され、センターコンソールには大型勇気ELメディアディスプレイ、そして高級素材や精巧なクラフトマンシップが独特で上質な室内空間を作り上げています。

 ホイールベースの延長は、すべて後席の拡充にあてられています。後席左右のエグゼクティブシートは、座面とバックレストを別々に調整することが可能で、バックレストのリクライニング角度は最大43.5度、もっとも起こした角度は19度に設定されています。

新型「メルセデス・マイバッハSクラス」の後席
新型「メルセデス・マイバッハSクラス」の後席

 4人乗り仕様の「ファーストクラスパッケージ」(オプション設定)を選択すると、後席が左右独立シートになり、クーリングボックス、格納式テーブルやシャンパングラスも装備されます。

 さらに後席ドアには電動開閉機能を標準装備として採用しています。ホイールベースの延長でリアドアも大きく重くなっていますが、この装備のため傾斜のある路面でも容易に開閉することが可能です。

 また高い静粛性を実現した新型Sクラスに加えて、リアホイールハウス周辺部に発泡吸音材を追加、ノイズ軽減タイヤを採用するなどで追加のノイズ低減技術も採用されています。さらにアクティブノイズキャンセレーション機能を採用。これは逆位相の音波を発生させて不快な低周波ノイズを低減されるもので、乗員の耳には聞こえません。

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