マツダ「ロードスター」でなぜ「焼き芋」販売? 暑い夏場は何してる? 奇抜な焼き芋屋の正体とは
焼き芋といえば、冬の風物詩として軽トラなどで移動販売されている光景を見かけます。しかし、近年ではマツダ「ロードスター」に焼き芋窯を乗せて販売している光景が度々話題となっています。では、暑い夏にはどのようにしているのでしょうか。
マツダ「ロードスター」で焼き芋を販売する「ロド芋」とは?
一般的に、焼き芋屋は軽トラックで移動しながらの販売しているイメージがあります。
そんななか、オープンカーの後部を改装して、焼き芋の移動販売をするユニークな焼き芋屋が以前から話題となっていました。
実際にどのような形で販売をおこない、暑い夏場にはどうしているのでしょうか。
焼き芋の販売に使用されているマツダ「ロードスター」は、ライトウェイトポーツカーとして国内外問わず、多くの人に親しまれています。
ロードスターのボディは非常にコンパクトで、2シーターのオープンカーとしても広く名が知られています。
そんなマツダの代表車のひとつでもあるロードスターで、焼き芋を販売している人がいることが以前から話題となっています。
その焼き芋屋は、通称「ロド芋」と呼ばれており、ロードスターオーナーをはじめ、多くのファンが存在します。
もともとオーナーの愛車だったロードスターのトランク部分に焼き芋窯を積んだ「ロド芋仕様」に改装しています。
これにより、常に温かい焼き芋を購入することができるほか、通りすがりでも2度見するほど、クルマの見た目のインパクトも大きいのが特徴です。
販売拠点は、基本的に神奈川県横浜市を中心にみなとみらいや横浜駅周辺で販売をおこなっており、販売の際は公式のTwitterで告知を展開しています。
このロド芋をはじめたきっかけについて、ロド芋のオーナー、通称「鬼いちゃん」は、次のように話します。
「もともと地元である横浜の仲間と、ロードスターでなにかおもしろいことをしたいという思いからロド芋の開業に至りました」
ロド芋は知名度が高く、地元はもちろんテレビCMの宣伝でも使われているといいます。
その理由は、ロードスターで販売しているというユニークさはもちろん、焼き芋の味が好評であることが挙げられます。
ロド芋の焼き芋は、蜜が多いためとても甘く、スプーンで食べるのがオーソドックスというほど、柔らかいのが特徴です。
また、シーンによる雰囲気づくりにもこだわりがあり、横浜では落ち着いた雰囲気で焼き芋を食べてもらえるよう意識しているそうです。
SNSでも、「夜景のきれいな横浜で食べる焼き芋はいつも最高です」といった声が見られました。
一方で、「スーパーGT」といったイベントで出店する際には、見た目のインパクトを通常より押し出すようにし、多くの人に焼き芋を購入してもらえるように考えているそうです。
また、これから季節も夏となり、暑い気温が続きますが、ロド芋は夏の営業をおこなっているのでしょうか。
前出の鬼いちゃんは「使用する芋を多くの農家と取引きさせていただいているため、ロド芋では1年を通して蜜たっぷりの焼き芋を提供しています」と話しており、夏でもオンラインや店頭で「冷やし芋」も販売しているそうです。
冷やし芋は、焼き芋と同様に甘さが特徴で、SNSでは「冷やしロド芋甘くて美味しい!」「最高っすわ!」と絶賛の声がかなり多く見られます。
焼き芋に加え、暑い夏の時期にも相性の良い冷やし芋は、これからの季節にぴったりです。
ロド芋の今後の展望について鬼いちゃんは「色々な人を巻き込んで焼き芋イベントを開催したり、YouTubeデビューしたり、自分で新たなロド芋のライバル焼き芋店も作りたいです」と話しています。
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多くの人に人気のロド芋ですが、今後はCMに加え、YouTubeやイベントなど、さらに目にする機会が増えるかもしれません。さらに、ライバル店としての新たな店舗の登場にも期待が高まります。
昔 こち亀で中川くんがフェラーリで焼き芋売ってたなぁ~
それを思い出したです!