日産「オフロード・ジューク」世界初公開! 車高上げた240Zのオマージュ仕様を仏でお披露目!
日産の欧州法人は、「フェアレディ240Z」によるイースト・アフリカン・サファリ・ラリーの優勝50周年を祝うコンセプトモデルとして「JUKE Rally Tribute Concept」を世界初公開しました。
これは最強のジュークラリー仕様?
日産の欧州法人は、「フェアレディ240Z」(以下、240Z)によるイースト・アフリカン・サファリ・ラリー(以下、サファリラリー)の優勝50周年を祝う発表をおこないました。
それは、コンパクトSUV「ジューク」をベースにした現代の日産ラリーカーのコンセプトモデル「JUKE Rally Tribute Concept 」(以下、ジュークラリートリビュート)の画像を世界初公開しましたが、一体どのようなモデルなのでしょうか。

1971年、過酷なサファリラリーで優勝した伝説の240Zは、2.4リッター直列6気筒エンジン(最高出力210馬力)を搭載。このモデルは2013年に修復され、日産のヘリテージコレクションとし保管されています。
今回、19年ぶりに世界ラリー選手権のカレンダーに組み込まれた伝説的なサファリ・ラリー・ケニアラウンドの初日に合わせて、ジュークラリートリビュートの画像が公開されました。
ジュークラリートリビュートのデザインは、ジュークの量産車をベースとしています。
エクステリアは、専用のオフロードタイヤを装着するためにホイールアーチを拡大したことで、より堂々とした佇まいになっています。
また、ボンネットとルーフにライトを追加し、オフロード競技に特化したモデルであることを強調。
ブラックカラーのボンネットとホイールは、サファリラリーに参戦した240Zをオマージュしました。
ジュークラリートリビュートのパワートレインは、日産の電動化への取り組みの一環として、ハイブリッドシステムを採用。
効率性を高めるとともに、瞬時に発生するトルクであらゆる状況下でのパフォーマンスを向上させています。
欧州日産のブランド&カスタマー・エクスペリエンス担当副社長のコラリー・ミューシー氏は次のように述べています。
「ジュークラリートリビュートは、240Zがサファリラリーで優勝してから50周年を祝うものです。
このモデルは、その勝利を祝うだけでなく、クロスオーバー、印象的なデザイン、電動パワートレインにおける日産の先駆的な歴史を反映しています。
先駆的で象徴的なジュークは、2019年末に2代目にフルモデルチェンジして、お客さまから非常に高い人気を得ています。
また、新たに電動化された3代目『キャシュカイ』を欧州で発売したばかりであり、来年には頑丈な『エクストレイル』が続く予定です」
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初代ジュークは2010年に登場。その後、2019年末に2代目ジュークが欧州などで発売されました。
しかし、日本では2020年6月に「キックス」が登場したことで、ジュークは国内販売を終了しています。
今回の、ジュークラリートリビュートは昨今流行りのコンパクトSUVかつオフロード仕様という要素を兼ね備えていることもあり、多くのユーザーから注目を集めそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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