ベースは「オデッセイ21」 最強電動SUV! 544馬力の「e-CUPRA ABT XE1」が色々と凄かった!

電動SUVのオフロードレース「エクストリームE」にスペインの「CUPRA(クプラ)」は、最高出力544馬力の「e-CUPRA ABT XE1」で参戦していますが、どのようなモデルなのでしょうか。

EVのオフロードレースに参加!クプラの最高出力544馬力のモンスターマシンとは

 スペインの「CUPRA(クプラ)」が、電動SUVのオフロードレース「エクストリームE」に「e-CUPRA ABT XE1」で参戦していますが、どのようなマシンで参戦しているのでしょうか。

544馬力のモンスターマシン「e-CUPRA ABT XE1」
544馬力のモンスターマシン「e-CUPRA ABT XE1」

 エクストリームEはFIA公認のEVによるオフロードレースで、出場するクルマはすべて「オデッセイ 21」というレース車両をベースとしており、各チームにはエクステリアを自社ブランドのSUVのようにカスタマイズすることが認められています。

 クプラは、フォルクスワーゲングループの一員であるスペインの自動車メーカー「SEAT(セアト)」のハイパフォーマンスブランドで、同社はエクストリームEに参加を表明した最初の自動車ブランドです。

 クプラが今回のレースに使用したのは「オデッセイ 21」をベースとしたレース車両「e-CUPRA ABT XE1」で最高出力544馬力のマシンです。

 このクルマは、ドイツのモートルシュポルト・アレナ・オシャースレーベンとスペインのモーターランド・アラゴンでテストをおこない、シーズン開幕に向けて徹底的に鍛え上げたといいます。

 セアトの研究開発担当で副社長であるヴェルナー・ティーツ氏は、次のようにコメントしています。

「エクストリームEシリーズ参戦は、レースの世界におけるクプラのチャレンジャーとしての姿勢と、新しいモータースポーツの体験を追求する意欲を体現しています。

 自動車ブランドとして、初めてこの競技に参加するという決定は、電動化によってハイパフォーマンスカーの世界を再構築するというビジョンを表すものです」

※ ※ ※

 クプラは、2021年5月25日フォルクスワーゲンのEVプラットフォーム「MEB」をベースに開発した同社初のEV、 クプラ「Born(ボーン)」を発表しました。

 英国で発売されるボーンには、150馬力から231馬力までのパワートレインが用意され、最速モデルでは0-100km/h加速は6.6秒です。

 価格や具体的な発売日が公開されていませんが、オフロードレースで鍛えられたクプラのEVに期待が持てます。

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Writer: くるまのニュース編集部

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