リレーアタックで「ランクル」が盗まれる!? 千葉県が公表した盗難被害の実情と対策方法とは
千葉県自動車盗難等防止対策協議会は、自動車盗難防止を啓発するポスターを作製・発表しました。同協議会によると、盗難車種ランキング1位はランドクルーザー、盗難多発県ランキングは、1位茨城県となっています。
自動車盗難多発地域は、千葉県北部、東京に近いエリアに集中
千葉県自動車盗難等防止対策協議会は、千葉県警察・千葉県との連名で自動車盗難防止を啓発するチラシとポスターを製作して、2021年6月7日に発表しました。
さまざまな方法でおこなわれる盗難被害の実情は、どのようになっているのでしょうか。
今回、啓発活動のひとつとしてポスター・チラシを製作した千葉県では、2013年に自動車盗難認知件数が全国ワースト1となっています。
その後、千葉県警察や千葉県自動車盗難等防止対策協議会の取組みなどによりワースト1を脱しましたが、ここ数年の自動車盗難認知件数は全国ワースト3位と依然自動車盗難が多く発生しています。
2020年の盗難多発県ランキングでは、1位茨城県、2位大阪府、3位千葉県、4位愛知県、5位埼玉県の順になっております。
このような盗難事情において、2020年の千葉県内での盗難件数では、柏市(69件)、松戸市(58件)、野田市(43件)、流山市と船橋市(29件)がワースト5となっており、千葉県北部、東京に近いエリアに集中しています。
また2020年の車種別盗難発生割合はトヨタ「ランドクルーザー」が20.4%で1位、レクサスが17.9%で2位、普通貨物(トラック)が12.3%で3位となおり、この3車種で被害車種の約半数を占めています。
自動車盗難防止啓発に関して、千葉県自動車盗難等防止対策協議会は次のように説明しています。
「当支部では、当協議会の事務局として、千葉県警察等と連携し、引き続き自動車盗難防止対策の周知と自動車盗難件数の減少に向けた活動を推進していきます」
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