リレーアタックで「ランクル」が盗まれる!? 千葉県が公表した盗難被害の実情と対策方法とは
どうすれば盗難を防げる? 盗難に有効な対策とは?
今回、千葉県自動車盗難等防止対策協議会が発行したポスターでは、最新の新手口となる「リレーアタック」の手法や、「リレーアタック」に対する盗難防止対策についても分かりやすく解説しています。
リレーアタックとは、スマートキーからの電波を増幅し、増幅された電波によってクルマのロックを開錠・エンジン始動をおこなうものです。
対策方法としては、「不審者に注意」、「電波を遮断」、「物理的対策」の3つが挙げられます。
「不審者に注意」では、クルマを盗む人は必ず盗む対象のクルマや所有者に近づいてくるため、不審者を見かけたら通報をするのも立派な対策です。
「電波の遮断」では。スマートキーを金属缶や電波遮断装置などに収納して電波を遮断することで、電波の増幅も抑止出来るため、リレーアタックの対策に有効となります。
そのほか、リレーアタックのみではなく、従来の物理的な対策方法では、ハンドルロックやタイヤガード、警報装置など、物理的にクルマの持ち出しを困難にする方法やGPS追跡装置のような盗まれた後の追跡に寄与する対策です。
また、駐車場自体を照明施設や監視カメラの整った、防犯レベルの高い駐車場に変更するのも有効です。
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自動車盗難防止啓発ポスターは、千葉県警察、千葉県、千葉損保会を含む同協議会参画22機関・団体が、千葉県での自動車盗難防止に向けた啓発活動などで活用されます。
盗難車両が犯罪などに使われるケースも考えられるため、愛車を守るためにも十分な防犯対策をおこなうことが大切です。
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