金ボディがカッコ良すぎる! アキュラの最速セダン「TLX タイプS」米で発売へ!
海外でホンダが展開する高級ブランド「アキュラ」の高性能セダン「TLX タイプS」が2021年6月に発売されます。アキュラ史上最速のセダンといわれているTLX タイプSとは、どのようなモデルなのでしょうか。
NSXのエンジン開発チームがチューニングした新型TLX タイプS
ホンダが海外で展開する高級ブランド「アキュラ」は、スポーツセダン「TLX」に「タイプS」を設定し、2021年6月23日に発売すると発表しました。
一度は系譜が途絶えたタイプSですが、前身の「TL」以来13年ぶりに復活。新型TLX タイプSは、新世代タイプSの第1弾として登場します。
TLX タイプS(2021年モデル)には、ふたつのバリエーションが用意されています。TLX タイプSの価格は5万2300ドル(約568万円)で、20インチのマルチスポークホイールにピレリ製チントゥラートP7オールシーズンタイヤを装着しました。
さらにパフォーマンス性能を高めた「TLX タイプS with ハイパフォーマンス ホイール&タイヤパッケージ」を用意。価格は5万3100ドル(約577万円)です。
このパッケージは、「NSX」にインスパイアされたスプリット式5本スポークホイールを採用してばね下重量を21ポンド以上軽減するとともに、255シリーズのピレリP-Zeroサマータイヤを装着しました。
搭載されるエンジンは新開発の3リッターV型6気筒ターボエンジンで、最高出力355hp(360馬力)、最大トルク354lb-ftを発揮。NSXに搭載される特注のツインターボV6ハイブリッドエンジンを開発したチームがタイプSのエンジンも手掛けました。
また、トランスミッションは専用にスポーツチューニングされた10速ATと、トルクベクタリング機能を備えたSH-AWD(Super Handling All-Wheel Drive)を標準装備しています。
さらに、ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンションやアダプティブダンパー、NSX由来のエレクトロサーボブレーキシステム、ブレンボ製4ピストンフロントキャリパー(フロントは大径ローター、リアは同色のレッドキャリパー)などのスポーツチューンを施したシャシーを採用しました。
アキュラ史上もっとも速く、もっともハンドリング性能が良いモデルだとされています。
外観のデザインは、スポーツカーのようなシルエットに、空力性能を向上させるオープンサーフェイスのダイヤモンドペンタゴングリルや、新型のデイタイムランニングライト、4ランプジュエルアイヘッドランプを装備。
内装では、運転席・助手席にウルトラスエード調の16ウェイパワーシートを装備し、ヘッドレストには「Type S」のエンボス加工が施され、特別感を演出しました。
インパネには10.2インチHDセンターディスプレイを備えたアキュラの「トゥルータッチパッド インターフェイス」を装備。
さらに、パナソニックオートモーティブシステムの「ELS STUDIO 3D 17スピーカープレミアムオーディオシステム」など、「TLXアドバンスパッケージ」に含まれるアイテムも標準搭載しました。
また、運転支援システムとして最新の「アキュラウォッチ」を標準装備。渋滞中に先行車を追従しながら車線中央を維持するようにステアリング操作をアシストする「トラフィックジャムアシスト(渋滞運転アシスト機能)」などが備わります。
ボディカラーは、タイプS専用の新色「タイガーアイパールペイント」を含む6色を設定。インテリアカラーは「オーキッドレザーインテリア」を含む3種類のインテリアオプションが用意されています。
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