日産新型「エクストレイル」四角いデザインが初代を彷彿!? 先進技術搭載で価格懸念の声も
中国・上海でおこなわれた上海モーターショー2021で世界初公開された日産新型「エクストレイル」。日本仕様の詳細は明らかになっていませんが、日本のユーザーはどう感じたのでしょうか。
中国で新型エクストレイル世界初公開! 日本仕様は?
2021年4月19日に開幕した上海モーターショー2021において、日産は新型「エクストレイル」を世界初公開しました。
北米での兄弟車「ローグ」の新型モデルは2020年秋に発売されていますが、新型エクストレイルの詳細は明らかになっていませんでした。
今回初公開されたのは中国仕様の新型エクストレイルですが、内外装のデザインは北米の新型ローグと同じであるものの、エンジンは1.5リッターターボが搭載されることがわかりました(ローグは2.5リッターガソリン)。
さらに、同日には欧州仕様の新型エクストレイルの情報も発表され、同仕様は電動パワートレイン「e-POWER」が採用されるといいます。
中国と欧州で立て続けに新型エクストレイルの情報が発表されましたが、日本仕様についてはいまだベールに包まれているのが現状です。
日産の主力SUVとして、初代エクストレイルは2000年にデビュー。四角くてタフなデザインやアウトドアで使える機能性の高さ、SUVに求められる四駆性能を備えつつ、200万円という若者でも手が届く価格で登場したことからヒットモデルとなりました。
2代目はキープコンセプトとしたものの、2013年にフルモデルチェンジした3代目は大きく路線変更。
日産の共通デザインを取り入れながら丸みを帯びた都会的なSUVへと生まれ変わるとともに、ハイブリッド車を追加するなど、時代のニーズに合わせた進化を遂げています。
そして4代目となるエクストレイルは、中国では2021年後半、欧州では2022年夏に発売される予定となります。
日本のユーザーからも関心が高い新型エクストレイルについて、くるまのニュースではアンケートを実施。SNSでユーザーの意見を収集しました。
「中国で世界初公開された日産新型「エクストレイル」についてどう思いますか?」という質問では、「とてもカッコ良いと思う」が22.9%、「まあまあカッコ良いと思う」が37.1%となり、6割の人がカッコ良いと感じていることがわかりました。
デザインについての意見として、「初期型に戻ったデザインになった」や「スクエアなデザインが初代や2代目に近い印象となり好感が持てる」「力強いデザインとタフさを感じる。都会派が多い中で無骨さを感じる良いデザイン」など、スクエアなフォルムが人気だった初代や2代目へと回帰したようなデザインが好印象という声が上がっています。
その一方、「ライトが不思議な形」「2段ヘッドランプがいまひとつ。後ろはカッコイイ」「上下のライトのどっちがメインなのかわからない」といった、これまでのエクストレイルには見られなかった2段構えのLEDランプについてやや否定的な意見も見られました。
ちなみに、日産が欧州で販売する新型「キャシュカイ」も同じような2段のヘッドライトを備えており、日産デザインとして定番化していくことになるのかもしれません。
2段階のヘッドライトって現行セレナで設定されているので、ただツッコミたかっただけでしょ。
ただ、アダプティブハイビームではなくオートなので弟分のキャシュカイよりも性能が低いのはちょっと…
秋には生産開始らしいけど、販売はいつになるかなぁ