スーパーEV対決! ポルシェ「タイカン」とはどう違う? 日本上陸した電動4ドアクーペ アウディ「e-tron GT」とは

ポルシェ「タイカン」はバリエーションが豊富

 ポルシェ・タイカンのボディサイズは全長4963mm×全幅1966mm×全高1379mm、ホイールベース2900mmであり、e-tron GTと非常に似通っている。ただし、タイカンには実用性を高めた「Cross Turismo(クロスツーリスモ)」と呼ぶボディバリエーションが用意されているのが大きな違いだろう。

ポルシェ「タイカン ターボS」の走り
ポルシェ「タイカン ターボS」の走り

 e-tron GTと同じように、タイカンも前後のアクスルにひとつずつ、合計ふたつのモーターを備える4WDのEVだ。ただし、タイカンにはシステム最高出力240kW(326ps)、最大トルク345Nmの「タイカン」、320kW(435ps)・640Nmの「タイカン4S」、460kW(625ps)・850Nmの「タイカンターボ」、460kW(625ps)・1050Nmの「タイカンターボS」というワイドバリエーションを誇る。

 さらにローンチコントロール使用時には、最高出力がタイカンは300kW(408ps)、タイカン4Sは390kW(530ps)、タイカンターボは500kW(680ps)、タイカンターボSは560kW(761ps)までそれぞれブーストされる。

 最強モデルとなるタイカンターボSの0-100km/h加速2.8秒は、RS e-tron GTの3.3秒をしのぐ速さだ。

 さらにタイカンは、2021年からリアアクスルだけにモーターを搭載する後輪駆動モデルも追加しており、ボディバリエーションに続き、パワートレインでも多彩さがタイカンの特徴といえるだろう。

 タイカンが搭載するバッテリーは79.2kWh(使用は71kWh)と93.4kWh(使用は83.7kWhまで)の2種類があり、航続距離はスタンダードのタイカンで、79.2kWhの電池の場合が354kmから431km、93.4kWhの場合、407kmから484kmとなる。

 航続距離では、500km以上を予定するe-tron GTが勝りそうな気配だ。

 タイカンのラゲッジスペースは、フロントとリアの2か所にある。フロントの容量は81リッター84リッター、リアが最大407リッタ−。リアのみのe-tron GTと比べると、フロントの分だけタイカンの方がラゲッジスペースは大きい。

 また、リサイクル素材を利用するレザーフリー内装は、タイカンでも選択可能だ。

 タイカンの価格は、スタンダードのタイカン後輪駆動モデルが1171万円。4Sで1448万1000円、ターボが2023万1000円、ターボSで2454万1000円となる。

 モデル・バリエーションを広く用意するタイカンだけあって、e-tron GTクワトロよりも安いエントリーモデルから、さらにRS e-tron GTよりも高額なハイパフォーマンスモデルまでが存在している。

この3月8日から予約受注が開始されたポルシェ「タイカン クロスツーリスモ」
この3月8日から予約受注が開始されたポルシェ「タイカン クロスツーリスモ」

 e-tron GTとタイカンを比較してみると、タイカンのバリエーションの豊富さが目立つ。逆にいえば、この豊富なバリエーションがあるからこそ、タイカンは2020年に世界で2万台以上を販売することができたのだろう。

 アウディのe-tron GTも、タイカンのようにバリエーションを追加していくのか? 今後の動向に注目したい。

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