存在感MAX! トヨタ「ランドクルーザー」に4.6LV8超えの魅力が存在? 意外な評価ポイントは

トヨタを代表する本格クロカンモデルである「ランドクルーザー」(200系)について、ユーザーはどのような部分を魅力に感じているのでしょうか。

ユーザーが感じる「ランクル」の魅力とは

 トヨタ「ランドクルーザー」はトヨタを代表する本格クロカンモデルですが、200系と呼ばれる現行モデルの生産が2021年3月末に終了することが明らかになっています。

 生産終了を惜しむ声も聞かれますが、ユーザーは現行ランドクルーザーのどのようなポイントを評価していたのでしょうか。

トヨタの現行「ランドクルーザー(200系)」(日本仕様)
トヨタの現行「ランドクルーザー(200系)」(日本仕様)

 現行モデルのランドクルーザーは2007年に発売されました。

 強靭な悪路走破性能を支えるプラットフォームは、伝統のフルフレーム構造を継承しながらもフルモデルチェンジを機に一新。

 岩石路、砂地路、急坂路など微妙な速度調節が必要となる路面状況で、エンジンとブレーキを自動制御して極低速を維持することで走行安定性を高めるクロールコントロールを世界初装備するなど、悪路走破性を高める装備が多数搭載されました。

 また本格クロカンにふさわしい存在感のあるスタイリングも魅力のひとつです。現在のデザインとなったのは2015年のマイナーチェンジ時で、ヘッドライトとフロントグリルに連続感のあるフロントフェイスを採用。

 トヨタは現行モデルのランドクルーザーのデザインについて「フードからグリルまで、凸形状を保ちながらフードセンター部をえぐることで、フロント全体の塊感と立体感を強調。さらに3本のグリルバーの上下にメッキを施して、最上級SUVにふさわしいフロントフェイスを実現しています。

 そしてLEDヘッドライトとフロントグリルが連続した一体感のあるデザインとすることで、機能性と先進感を付与しました」と説明しています。

 また、このときのマイナーチェンジで衝突被害軽減ブレーキなどを含む運転支援システムとして「トヨタセーフティセンス」(当時の名称:トヨタセーフティセンスP)がトヨタ初搭載されています。

 そんななか、いまのユーザーは現行モデルのランドクルーザーのどのような部分を評価しているのでしょうか。

 くるまのニュースが2021年3月10日から16日までSNS上でおこなったアンケートで、現行ランドクルーザーの魅力について「デザイン」「使い勝手」「安全運転支援」「居住性」「悪路走破性能」「“ランクル”というブランド」「パワートレイン」のどれが当てはまると思うか、複数回答可のかたちでSNSユーザーに聞きました。

 その結果、もっとも多かった回答は「悪路走破性能」で74.3%を記録しました。

「“ランクル”というブランド」と回答した割合が65.7%で2位で続き、そして「デザイン」と回答した割合が42.9%で3位となりました。

 4位はパワートレイン(37.1%)で、そのほかの回答は30%以下の割合となっています。

※ ※ ※

 ランドクルーザーといえばやはり屈強なシャシやパワートレインに裏打ちされた悪路走破性能の高さが特徴的です。

 しかしユーザーはそれと同じくらい、迫力ある外観デザインや“ランクルブランド”に魅力を感じているようです。

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