実在したSUV風N-BOX! ホンダ「N-BOXエレメントスタイル」がゴツさマシマシでカッコいい
ホンダ初代「N-BOX」には、SUV風の外観にするカスタムパーツ「エレメントスタイルパッケージ」が設定されていました。どんな外観のN-BOXが実在したのでしょうか。
エレメントのワイルドな世界観をN-BOXで表現
ホンダの軽自動車「N-BOX」は同社の国内販売を支える主力車種です。一方、普通車(登録車)市場を見てみると、日本のみならず世界的にSUV人気が高まっています。
そんななか、N-BOXの初代モデルをSUVルックにするカスタムアイテムがホンダアクセスから登場していたというのですが、いったいどんな外観なのでしょうか。
N-BOXは初代モデルが2011年12月に登場。その後2017年9月に2代目モデルへフルモデルチェンジしています。
全国軽自動車協会連合会の発表する軽自動車販売台数ランキングを見ると、発売翌年の2012年はランキング2位で、2013年に初めてランキング首位を獲得。2014年は2位となったものの2015年から2020年まで6年連続で首位を獲得しています。
2代目モデルの人気ぶりもさることながら、初代モデルも好調な売れ行きを見せたモデルだったといえるでしょう。
そうしたなか、ホンダの純正用品を手掛けるホンダアクセスは初代N-BOXの外観をSUV風に変化させるカスタムアイテムを登場させていました。
きっかけはホンダが初代N-BOXの派生車「N-BOX+」をベースに2014年の東京オートサロンへ出展したコンセプトモデル「N-BOX+ エレメントコンセプト」です。
エレメントとは、企画・開発・生産のすべてをホンダのアメリカ法人が担当したSUVで日本では2003年から2005年まで販売されていました。
水平基調で樹脂製パーツが多用された外観が特徴のひとつで、アウトドアギア感のあるデザインが積極的に取り入れられていたといえます。
そんなエレメントのデザインを、N-BOXの新バリエーションとして落とし込んだのがN-BOX+ エレメントコンセプトで、街中からアウトドアまで使い倒せるアクティブなイメージを提案。ショーでも好評だったといいます。
その後2016年4月にコンセプトモデルのデザインを元にした初代N-BOXシリーズ向け純正アクセサリーとして「エレメントスタイルパッケージ」が発売されました。
初代N-BOXとN-BOX+に装着可能で、各部ガーニッシュをセットとした「エクステリアキット」(19万4400円:消費税8%込)と、前後フェンダー、サイドシルガーニッシュ、テールゲート、ルーフの形状に合わせてカット済みの「フィルムキット」(7万5600円:消費税8%込)を展開。
エレメントの無骨でワイルドな世界観をN-BOXのボディサイズに凝縮したデザインとなっています。
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現在、軽自動車市場にはSUVルックの軽自動車としてスズキからは2代目「ハスラー」「スペーシアギア」、三菱からは「eKクロス」「eKクロススペース」、ダイハツからは「タフト」など、さまざまなモデルが存在します。
もし、圧倒的な販売実績を持つ2代目N-BOXに再びエレメントスタイルパッケージが設定されたら、さらに人気モデルとなるかもしれません。
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