スタイリッシュでワイルドなのが人気! 日本でもっとも売れてるSUV5選
SUVブームが続くなか、2020年の販売ランキングではどのようなSUVが人気だったのでしょうか。各メーカーの売れ筋モデルを5台紹介します。
SUVブームが続くなか、2020年に人気だったモデルとは?
最近はカッコよさと機能性を両立したSUVが人気で、「SUVブーム」と呼ばれるほどメジャーな存在になりました。
各メーカーはさまざまなSUVをラインナップ。ぞくぞくと車種が増えている状況です。
そこで今回は、日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表した2020年1月から12月の新車販売ランキングをもとに、メーカーごとにもっとも売れているSUVを5台ピックアップして紹介します。
●トヨタ「ライズ」(総合2位/12万6038台)
トヨタはとくにSUVのラインナップが多く、大小合わせて8車種存在。そのなかで一番小さな「ライズ」が、トヨタSUVのなかでもっとも多く販売されました。
企画・製造はダイハツがおこなっており、同社では「ロッキー」として販売されています。
2019年11月に登場したライズは、全長4m以下という小さなボディサイズに、広い室内と使い勝手の良い荷室を備えました。
また、コンパクトゆえに取り回し性が良く、SUVの高い車高と相まって運転しやすいのが特徴です。
ライズの外観は、「RAV4」と似た力強いデザインで、上級モデルに装着される17インチの大径タイヤや張り出したフェンダーが、SUVらしさを強調。
パワートレインは、1リッターターボエンジンとトヨタ初採用となる「D-CVT」を組み合わせることで、1.5リッタークラス相当の動力性能を備えるとともに、低燃費を両立しました。
駆動方式は2WD(FF)と4WDがあり、4WDには発進時やタイヤスリップしやすい路面の走行時に、車両の状態に合わせて最適なトルクを後輪に配分する「ダイナミックトルクコントロール4WD」を採用しています。
●ホンダ「ヴェゼル」(総合23位/3万2931台)
軽自動車の「N-BOX」が絶好調のホンダですが、SUVでもっとも多く販売されたのは「ヴェゼル」です。
2013年に発売されたヴェゼルは、SUVのもつ力強さやクーペのあでやかさ、ミニバンのような使いやすさなど、新しいクルマのカタチとして登場しました。
ホンダ独自の「センタータンクレイアウト」によって低床化を実現。都会的でスタイリッシュな外観デザインに、大きな荷室と広い後席を備えています。
パワートレインは、1.5リッターガソリンと1.5リッターハイブリッドに加え、1.5リッターターボを設定するなど、幅広いエンジンラインナップを誇ります。
駆動方式は2WDに加え、4WDを設定。電子制御により緻密に前後輪のトルク配分をコントロールする4WDシステム「リアルタイムAWD」をホンダとして初めてハイブリッド車にも搭載しました。
なお、ヴェゼルは2021年春にフルモデルチェンジすることが明らかになっています。
●マツダ「CX-30」(総合27位/2万7006台)
普通車ラインナップの約半数がSUVというマツダ車のなかで、2020年にもっとも売れたSUVは「CX-30」です。
2019年10月に発売されたCX-30は、「マツダ3」をベースとしたクロスオーバーSUV。車名に2桁の数字が用いられたことも話題になりました。
マツダの魂動デザインを採用したオシャレなデザインに、SUVらしい力強さを融合したスタイルが特徴。全高を1540mmに押さえたことで、立体駐車場も利用できます。
パワートレインは、1.8リッターディーゼルと2リッターガソリンに加え、新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV X」搭載の2リッターモデルもラインナップしました。
駆動方式はいずれも2WDと4WDが選べます。
さらにマツダ車は、SUVでもMT車を用意していることも特徴のひとつとされており、CX-30では2リッターガソリンと2リッタースカイアクティブXに6速ATとともに6速MTを設定しています。
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