漆黒のレクサス「LC」爆誕! 最上級の限定車「インスピレーションシリーズ」登場
レクサスの北米法人は、「LC 2021年モデル」の最上級の限定モデルとして「インスピレーションシリーズ」を発表しました。一体どのようなモデルなのでしょうか。
標準のLCとはひと味違う!? 「インスピレーションシリーズ」とは?
レクサスの北米部門は、最高級の限定モデル「インスピレーションシリーズ」として、2021年モデルの「LC500 インスピレーションシリーズ」を発表しました。
LC500 インスピレーションシリーズは、エアレースパイロットの室屋義秀氏とレクサスのエンジニアとのパートナーシップから生まれました。
外観は標準のLC500とは一線を画した、ほかのLCパッケージにはない機能の組み合わせがアクセントになっています。
ボディカラーは、ブラック系の「オブシディアン」1色のみで、美しい21インチブラック鍛造アルミホイールが足元を引き締めます。
カーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)のルーフを標準装備し、カーボンファイバー製リアエアウイングスポイラーとの相性も抜群です。
LC 500 インスピレーションシリーズは、トルセンLSDにより走行性能がさらに向上。また、LCモデルに標準装備されているダンパー付リアパフォーマンスロッドを採用し、サスペンションの剛性もアップしました。
内装は、100台限定の証となるシリアルナンバーのバッジをセンターコンソールに装着。キャビンには、ブラックアルカンターラトリムのスポーツシートを採用し、エレガントなサドルタンのアクセントとシートベルトを備えています。
ステアリングホイールとシフトレバーにもブラックアルカンターラを採用し、ドアにはカーボンファイバー製のスカッフプレートがアクセントとなっています。
さらに、マークレビンソン13スピーカー915Wリファレンスサラウンドサウンドオーディオシステムが標準装備されました。
フロントガラス下部にさまざまな情報を映し出す大型カラーヘッドアップディスプレイ(HUD)も標準装備され、ドライバーが前方から目を離すことなく、さまざまな情報を表示することができます。
LC 500インスピレーションシリーズは、標準仕様のLC 500 2021年と同じアップデートを受けています。
アルミ製のロアサスペンションアームや軽量化されたサスペンションスタビライザー、新素材の高強度コイルスプリング、軽量化された21インチリアホイールを採用することで、22ポンド(約10kg)の重量を削減しました。
バネ下重量の低減に伴い、サスペンションは、より滑らかでソフトなストロークを実現するために改良され、路面との接続性が向上。
さらに、サスペンション全体のストロークをよりスムーズにするために、バウンドストッパーの剛性を最適化。リアスタビライザーの剛性を高め、フロントのターンイン能力を向上させて、よりリニアなステアリング入力を可能となっています。
また、VSC(ビークルスタビリティコントロール)システムにACA(アクティブコーナリングアシスト)を追加し、中高速域での車両制御性を高め、高速走行時のGフォースや横方向の加速要求に応じて、内輪のブレーキ制御をおこなってコーナリングを支援します。
パワートレインは、471hpの5リッターV型8気筒自然吸気エンジンを搭載。可変アクティブ・エグゾーストを介して轟音を響かせます。なお、0-60mph加速は4.4秒を達成しました。
2021年モデルでは、V8エンジン搭載車の10速オートマチック・ダイレクトシフト・トランスミッションを改良し、日常域の運転において走行性能を向上させています。
安全装備として、「レクサスセーフティシステム+」が標準装備されます。Lane Departure Alert with Lane Keep Assistや歩行者検知機能付プリコリジョンシステム、前面衝突警報(FCW)、自動緊急ブレーキ(AEB)を装備。
全車速ダイナミックレーダークルーズコントロールや、ハイビームとロービームを自動で切り替えるインテリジェントハイビームも搭載します。
LC500 インスピレーションシリーズ 2021年モデルは、北米で2021年冬に限定100台が発売される予定です。
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