この価格ならアリ!? 165万円トヨタ新型EV「シーポッド」軽からSUVまで波及する国産EV5選

ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車など、クルマの電動化が進むなか、エンジンを持たず、電気の力で走行する電気自動車(EV)に注目が集まっています。今回は国産のEVを5台紹介します。

2020年は各社がEVに参入! 新型モデルが続々投入

 ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車など、クルマの電動化が進むなか、エンジンを持たず、電気の力で走行する電気自動車(EV)に注目が集まっています。
 
 国産メーカーでいち早くEVを実用化したのは三菱と日産で、2009年に三菱「i-MiEV」、2010年に日産「リーフ」が登場。
 
 さらに最近になって、国産各メーカーが続々とEVを投入しています。今回は、最新の国産EVを5台ピックアップして紹介します。

トヨタの2人超小型EV「C+pod(シーポッド)」
トヨタの2人超小型EV「C+pod(シーポッド)」

●トヨタ「C+pod(シーポッド)」

 2020年12月25日にトヨタが販売を開始した「C+pod(シーポッド)」は2人乗りの超小型EVです。

 2019年の東京モーターショーに「超小型EV」として出展されていたのですが、それが約1年後に市販化されました。

 超小型モビリティに区分される新型シーポッドのボディサイズは、全長2490mm×全幅1290mm×全高1550mm。RRレイアウトで最小回転半径は3.9mと、狭い道で優れた取り回し性を発揮します。

 シンプルにまとめられた外観は、樹脂製とすることで軽量化を追求。モノトーンからスリートーンまで、全9色のボディカラーが用意されました。

 9.06kWhのリチウムイオンバッテリーをシート足元の床下に搭載し、1回の充電でシーポッドが走れる距離は150km(WLTCモード)。最高速度は60km/hと、高速道路を使わない短距離移動には十分なスペックです。

 なお、普通充電(200V)での充電時間は約5時間とされており、100V充電にも対応しています。

 価格(消費税込、以下同様)は165万円から171万6000円と、軽自動車と同等の低価格を実現していることもシーポッドの特徴のひとつ。

 現時点では、法人や自治体などを対象に数量限定で販売されていますが、2022年を目処に個人向けに本格販売が開始される計画です。

●ホンダ「ホンダe」

 ホンダ初の量産EVとして2020年10月に発売されたのが「ホンダe」です。

 都市型コミューターとして、シンプルでモダンなデザインと、力強いクリーンな走りや取り回しの良さ、多彩な先進機能を搭載しました。

 ボディサイズは全長3895mm×全幅1750mm×全高1510mm。最小回転半径は4.3mと、約6mの片側1車線の道路でもUターンできる小回り性能を実現。外観デザインは円を基調とし、愛嬌のある表情を見せています。

 内装デザインは、シンプルで心安らぐ空間とし、インパネにはリビングテーブルのようなぬくもりを感じる自然な風合いのウッドパネルを採用。

 スイッチ類を極限まで減らすことで、シンプルなデザインと人に優しい操作性を実現しました。

 ボディ後方のトランクルーム下に、35.5kWhのバッテリーを搭載。315Nmという3リッターV型6気筒並みの大トルクを発生し、キビキビとした走りが魅力です。

 ホンダeの1充電での走行距離は、街乗りで必要十分な283km(WLTCモード)を実現。30分の急速充電では202kmの走行が可能です。

 価格は451万円から495万円。生産台数が限られているため、複数期間にわたって注文を受付ける方式が採られています。

●レクサス「UX300e」

 レクサスの末っ子SUVとして人気の「UX」に、同ブランド初のEVが追加されました。

 UX300eの外観は、基本的には同車のガソリン車と同様で、タフな力強さと俊敏な走りを想起させる大胆かつ洗練されたデザイン。

 UX300e専用として、17インチアルミホイールや床下空力カバーが新開発されました。

 内装もガソリンモデル車に準じていますが、UX300eはEV専用のシフトレバー&ノブを採用。メーターもEV専用となります。

 UX300eは54.4kWhの大容量バッテリーを床下に搭載。航続距離は367km(WLTCモード)を実現。充電にかかる時間は、急速充電で100%まで約80分、普通充電(3kW)で100%まで約14時間です。

 また、UXの取り回しやすさはそのままに、ドライバーの運転感覚に寄り添った自然な加減速フィールと、高出力モーターによる優れた加速性能を両立。レクサスのEVならではの上質な走りと優れた静粛性を追求しました。

 価格は580万円から635万円。2020年度分の販売台数は135台としています。

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3件のコメント

  1. かっこわるい!
    このデザインどうかしてる!!!!!!!
    これは売れない!

  2. トヨタは終わっている。 電気自動車をスタンドアロンでしか考えられない硬直性。
    少なくともV2Hと連携できることが今後の電気自動車の状件だろう。
    V2Hなら400V充電するし、自宅に全電力供給も可能で、スマートハウスになる。
    停電時の自家用バッテリーとしても太陽光発電の余剰電力用バッテリーとしても使うのが電気自動車の最低条件。
    9㎾hのチープな容量ではそう言った使い方も難しい。
    まさか出先で200Vで充電させるつもりなのでしょうかね。そうなら電気自動車時代がきたらトヨタはノキアのようになるだろう。

  3. なんでこの状態で発売に持って行くのだろう。
    日産サクラの方が完成度も高いし使い勝手を普通は考えるだろう。
    安かろう悪かろうの時代は終わったのだよ。
    これでは昭和の車だ。
    中国の50万円電気自動車が輸入されたら駆逐されるぞ!

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