この価格ならアリ!? 165万円トヨタ新型EV「シーポッド」軽からSUVまで波及する国産EV5選
世界で50万台を売り上げたEVのトップモデルとは?
●日産「リーフ」
世界でもっとも売れているEVとなる日産「リーフ」は、初代モデルが2010年に登場。2017年にフルモデルチェンジして、現行モデルは2代目となります。
初代モデル発売から10年が経過し、グローバルでの累計販売台数は50万台、国内累計10万台を達成。
ゼロ・エミッションであることはもちろん、EVならではのスムーズでパワフルな加速と低重心を活かした軽快なハンドリングや、安心なドライブをサポートするさまざまな運転支援技術などが評価されています。

現行モデルはふたつのバッテリータイプが用意されており、標準仕様は40kWhのバッテリー搭載で航続距離は322km、パワフルな「リーフe+」は62kWhのバッテリーを搭載し、458km走行することが可能です(WLTCモード)。
充電にかかる時間は、標準仕様が普通充電(3kW)で約16時間、急速充電で40分、リーフe+は普通充電(6kW)で約12.5時間、急速充電で60分です。
さらに、カスタムカーとして「リーフNISMO」と「リーフAUTECH」を設定するなど、幅広いニーズに応えられるバリエーションも魅力のひとつ。
価格は332万6400円から499万8400円です。
●三菱「i-MiEV」
世界初の量産型EVとして2009年に市販化されたのが、三菱「i-MiEV」です。
同社の軽自動車「i(アイ)」をベースに、エンジンに替わってリチウムイオン電池とモーターをリアに搭載。
当初i-MiEVは軽自動車として登場しましたが、2018年の一部改良で全長が3395mmから3480mmへと延長。ボディ拡大によって軽自動車の枠から外れたことで、現在では普通車扱いとなりました。
16.0kWhのバッテリーを搭載し、1回の充電での走行距離は164km(JC08モード)を実現。充電にかかる時間は、普通充電(200V)で約7時間です。
i-MiEVはこれまで52か国で累計約2万3000台を販売。日本独自の軽自動車規格でありながらグローバルカーとしての側面もありました。
そんなi-MiEVですが、2020年度内をもって生産中止が決定しています。
※ ※ ※
i-MiEV、リーフの古参メンバーに加え、2020年はトヨタやホンダもEV市場に本格参入しました。
2021年は、1月にマイルドハイブリッドモデルが販売されているマツダ「MX-30」のEV仕様や、夏には日産からはSUVタイプのEVとして「アリア」、さらには軽自動車「ルークス」のサイズのEVも2021年内に登場する方向で検討が進められていると噂されています。
政府の「2030年半ばをめどに内燃機関車の販売を規制」や東京都の「2030年までに内燃機関車の販売を規制」など、脱ガソリン車に向けた動きが活発化するなか、EVへの期待も高まっています。
Writer: くるまのニュース編集部
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