新車約593万円! レクサス「“新“小さな高級車」発表! 全長4.5m切りサイズに「アピアランスPKG」追加&装備充実! 新色も追加された「UX」米国2026年モデルとは

米国レクサスは2025年11月14日、コンパクトクロスオーバー「UX」の2026年モデルを発表しました。ハイブリッド専用モデルとして進化を続けるUXに、新たなパッケージオプションの追加や装備の充実が図られました。どのような改良が施されたのでしょうか。

「Fスポーツ」に精悍なアピアランスパッケージが登場

 米国レクサスは2025年11月14日(現地時間)、コンパクトクロスオーバー「UX」の2026年モデルを発表しました。

 レクサス UXは、2018年11月に日本で初代モデルが発売されたコンパクトな都会派クロスオーバーSUVです。

「Creative Urban Explorer」をコンセプトに開発され、高剛性かつ低重心な「GA-C」プラットフォームを採用することで、俊敏な走りと優れた操縦安定性を実現しています。

レクサス新「UX」
レクサス新「UX」

 エクステリアは、タフな力強さと俊敏な走りを想起させる大胆なデザインが特徴です。象徴的なスピンドルグリルや、空力性能とデザイン性を両立した翼形状のリアコンビネーションランプが個性を際立たせています。

 ボディサイズは全長4495mm×全幅1840mm×全高1540mm(日本仕様値)と取り回しに優れ、多くの立体駐車場に対応する低全高パッケージも魅力のひとつです。

 インテリアには、伝統的な刺繍技法である「刺し子」をモチーフとしたキルティング和紙調のオーナメントなど、日本の美意識を取り入れた上質な素材が採用されています。

 現行モデルは初代にあたりますが、2024年にはパワートレインを刷新する大幅改良が実施され、車名も「UX250h」から「UX300h」へと変更されました。

 改良モデルは、第5世代ハイブリッドシステムを搭載し、システム最高出力は199PS(日本仕様)に向上。WLTCモード燃費は26.3km/L(2WD/日本仕様)を達成するなど、走りと環境性能を高い次元で両立しています。

 今回米国で発表された2026年モデルも、この強力なハイブリッドパワートレインを継続して採用しています。

 搭載される第5世代レクサスハイブリッドシステムは、2.0リッター直列4気筒ガソリンエンジンに2つのモータージェネレーターを組み合わせ、システム最高出力196hpを発揮します。

 駆動方式は前輪駆動(FF)とAWDが設定されています。AWDモデルにはリアアクスルにモーターを配置した「E-Four」システムが採用され、発進時や低ミュー路での安定性を高めています。0-60mph(約0-96km/h)加速はAWDモデルで7.9秒、FWDモデルで8.0秒です。

 2026年モデルの主な変更点として、ボディカラーの追加や装備の充実が挙げられます。

 ボディカラーには、新たに「ウルトラホワイト」がベースグレードとプレミアムグレードで選択可能になりました。

 また、スポーティな「Fスポーツ」モデルには、これまで設定のなかったモノトーンの「キャビア(ブラック)」が追加され、精悍な選択肢が増えました。

 特に注目されるのが、Fスポーツに新設定された「アピアランスパッケージ」です。

 このパッケージには、ブラックと切削光輝仕上げの18インチスプリット5スポークアルミホイール、ブラックウィンドウトリム、リアのブラックバッジオーバーレイが含まれており、よりスポーティで引き締まったスタイリングを演出します。

 機能・装備も強化されており、上級スポーツグレードの「Fスポーツ ハンドリング」では、キックセンサー付きのパワーバックドアが標準装備となりました。

 インテリアでは、ドアパネルのボタンレイアウトが見直されるとともに、クローム仕上げの装飾が追加され、質感が向上。Fスポーツ ハンドリングでは、ドアパネルとセンターコンソールにヘアライン仕上げが施され、スポーティな雰囲気を高めています。

 マルチメディアシステムには「レクサスインターフェース」を採用し、「ベース」「プレミアム」「Fスポーツ デザイン」には8インチ、Fスポーツ ハンドリングには12.3インチのタッチスクリーンが標準装備されます。

 メータークラスターでは、プレミアムとFスポーツモデルで12.3インチのマルチインフォメーションディスプレイが標準化されました。

 安全面では、予防安全パッケージ「レクサスセーフティシステム+ 3.0」を全車に標準装備しています。プリクラッシュセーフティ(歩行者検知機能付)、レーントレーシングアシスト、ロードサインアシスト、プロアクティブドライビングアシストなどが含まれ、高度な運転支援を提供します。

 また、降車時に後方からの接近車両を検知してドア開放を制御する「セーフイグジットアラート」も搭載されています。

 2026年モデルの米国でのメーカー希望小売価格は、「UX 300h(FWD)」が3万8250ドル(1ドル=155円で約593万円)から、「UX 300h Fスポーツ ハンドリング(AWD)」が4万8240ドル(1ドル=155円で約748万円)までです。

 なお、発売は2025年後半の予定とのことです。

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Writer: 佐藤 亨

自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

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