駒沢大逆転Vで話題の箱根駅伝に登場!? 謎の燃料電池車はナニ? 話題のFCV3選

2021年の箱根駅伝では、燃料電池車に改造されたトヨタ「グランエース」がひっそりとお披露目されていました。また、2020年12月には2代目「ミライ」が登場したこともあり、燃料電池車に再び注目が集まっています。今回は、そんな燃料電池車を3台紹介します。

箱根駅伝に謎のグランエースが登場していた!?

 毎年、1月2日から3日に掛けて開催される箱根駅伝。東京・大手町から箱根・芦ノ湖を関東の大学を代表する選手たちがたすきをリレーして往復する、正月の風物詩として人気のイベントです。
 
 例年、競技運営車両をトヨタが協賛していますが、2021年大会でもさまざまなトヨタ車を投入。世界に2台しかないとされる「センチュリーGRMN」や発売されたばかりの燃料電池車「MIRAI(ミライ)」がテレビ中継でも映し出されていました。

大注目の箱根駅伝でひっそりと登場していた謎の燃料電池車のベースとなるトヨタ「グランエース」
大注目の箱根駅伝でひっそりと登場していた謎の燃料電池車のベースとなるトヨタ「グランエース」

 そんななかで、ひっそりと登場していたのが、新型ミライとおなじ燃料電池車仕様に改造された「グランエース」です。正式なアナウンスはないもののミニバンタイプの燃料電池車は珍しい存在といえます。

 そこで、2021年1月現在、日本で販売(リース含む)されている燃料電池車を3台紹介します。

●トヨタ「ミライ」

 トヨタは、2014年に世界初の量産燃料電池車として初代ミライを発売。その後、2020年12月9日には2代目となる新型ミライを発売しました。

 新型ミライのプラットフォームには、TNGA「GA-L」をベースにリアなど各部の構造を燃料電池車に適した仕様に改良し、理想的な50:50の重量配分を実現しています。

 また、初代ミライから水素搭載量を4.6kgから5.6kgに拡大することで、1充填による航続距離を最大約850kmと伸ばしました。

 また、燃料電池車ならではの機能として、吸入した空気をきれいにして排出する空気清浄システムをトヨタ初導入しています。

 さらに、2021年には高度運転支援技術「トヨタチームメイト」を搭載するモデルも発売予定です。

 その機能のひとつとして、「アドバンストドライブ」は自動車専用道路でドライバー監視のもと、システムが適切に認知、判断、操作を支援し、車線・車間維持、分岐、レーンチェンジ、追い越しなどを実現します。

 新型ミライの価格(消費税込)は710万円から805万円です(アドバンストドライブ搭載車は価格未定)。

 購入にあたってはエコカー減税や環境性能割、グリーン化特例、CEV補助金といった優遇税制や補助金があり、地域によっては地方自治体独自の補助金もあることから、実際には500万円ほどのモデルと同等の価格帯となります。

●ホンダ「クラリティ フューエル セル」

 ホンダは、2016年3月から「クラリティ フューエル セル」を法人向けのリース販売をおこなっていましたが、2020年6月からは個人ユーザー向けのリース販売も開始され、以前より身近な存在となりました。

 クラリティ フューエル セルは、ホンダのパッケージング技術により生まれた5人がゆったりと乗れる居住空間に加え、広さだけではなく静粛性も追求。

 遮音機能付きのガラスや防音・吸音材の効果的な配置などと合わせて、燃料電池車ならではの優れた静粛性を実現しています。

 1充填走行距離を約750kmとし、2代目ミライが登場するまではトップクラスの航続距離を誇っていました。

 また、外気中の排気ガスなどを検知して自動的に内気循環に切り替えるエアクオリティーセンサーをはじめ、アレルゲンの活動を抑制するアレルフリー高性能脱臭フィルターや、空気浄化や脱臭などの効果を発揮するプラズマクラスター技術搭載エアコンを装備しています。

 さらに、脱臭などの効果があるアレルキャッチャー加工やトリプルフレッシュ加工の素材をフロアマットやバッテリー冷却風排出口付近などに採用するなど、車内の空気を清浄な状態に保ちます。

 クラリティ フューエル セルの価格は783万6400円となり、ミライと同じくさまざまな補助金の対象モデルです。

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