駒沢大逆転Vで話題の箱根駅伝に登場!? 謎の燃料電池車はナニ? 話題のFCV3選

2021年の箱根駅伝では、燃料電池車に改造されたトヨタ「グランエース」がひっそりとお披露目されていました。また、2020年12月には2代目「ミライ」が登場したこともあり、燃料電池車に再び注目が集まっています。今回は、そんな燃料電池車を3台紹介します。

メルセデス・ベンツにも燃料電池車があった!? 2021年には韓国メーカーも日本市場に参戦か!

●メルセデス・ベンツ「GLC F-CELL」

 メルセデス・ベンツが2019年10月に発表し、2020年秋頃から納車を開始したのがSUVタイプの燃料電池プラグインハイブリッド車となる「GLC F-CELL」です。

 GLC F-CELLは、水素を燃料にして発電した電気を動力とする燃料電池自動車ですが、プラグを介して充電または回生ブレーキにより発電した電気をリチウムイオンバッテリーに蓄電する電気を動力とすることが出来る世界初の燃料電池プラグインハイブリッド車となります。

 水素のみでの1充填航続距離は336kmですが、充電された電気を使用することで電気自動車としても活用可能です。

 GLC F-CELLの価格は1050万円となり、原則として4年間のクローズエンドリース契約によるもので、契約終了後には車両の返却が必要です。

 ただし、前述のミライやクラリティ フューエル セルと同等の補助金制度を利用することができます。

メルセデス・ベンツが日本と欧州で展開するSUVタイプの燃料電池車「GLC F-CELL」
メルセデス・ベンツが日本と欧州で展開するSUVタイプの燃料電池車「GLC F-CELL」

※ ※ ※

 過去には、国産メーカーからさまざまな燃料電池車のプロトタイプが存在していましたが、現在も継続しているモデルは数台となります。

 また、一般社団法人 次世代自動車振興センターや東京都によると、前述の3台以外のFCVとして、韓国のヒュンダイ「ネッソ」が2020年度の補助金対象車両としてラインナップされています。

 ヒュンダイは2020年にヒュンダイジャパンの公式SNSやイベントを開催しているものの、ネッソに関する正式なアナウンスはしていない状況です。

 しかし、日本市場向けの車両ページやカタログは展開されているため、近い将来に正式な発表があるのではないかといわれています。

トヨタ・グランエースのカタログ情報を見る

トヨタ・MIRAIのカタログ情報を見る

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Writer: くるまのニュース編集部

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