なぜ年末年始の移動に変化なし? コロナ禍で自粛しない人々 1月には緊急事態宣言も?
2021年の年始はコロナ第三波でどう変わった?
2021年の幕が開け、年始となった三が日では、各高速道路において若干の渋滞はあるものの、例年ほどではありません。
同様に都内や首都圏の有名な神社仏閣でも、分岐初詣の影響か、例年並みの人出はないようです。
実際に、箱根にあるホテルのスタッフは、12月30日時点で次のように話していました。
「例年は、1月2日、3日に箱根駅伝が開催されることもあり、年始に多くこの予約を頂きます。
今回は箱根駅伝自体は開催されるものの、コロナ禍によりゴール地点の芦ノ湖会場でのイベント中止や観戦自粛があったことで、年始の予約は減っています。
しかし、分散初詣の影響か年末にはある程度の予約がありました」
また、全国でも有数の初詣客を誇る神奈川県の寒川神社でもコロナ禍における変化が見られているようです。
年末年始に掛けて寒川神社の警備アルバイトをおこなっていたスタッフは次のように話します。
「例年の年末もそれなりの人出はありますが、今年は例年よりも多い印象です。
また、年内に初詣される人や破魔矢を購入される人も見受けられます。
大晦日の午後からは出店もオープンするため、夜から日付が変わるに掛けて人出も増えました。
元日から2日に掛けて、境内では例年よりは人出が少ないような気もしますが、周辺の道路は県内ナンバーや東京、静岡などの県外ナンバーも見かけましたので、移動に関しては大きく変わった印象はありません」
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また、1月2日時点の関越自動車道の三芳サービスエリアにおいては、ほぼ満車枠となり、東京都内や神奈川県、千葉県などのナンバーを装着したクルマが多く
見られました。
それらの多くは、帰省目的と見られる家族連れやルーフにスキー板やスノーボードを搭載したウィンタースポーツを楽しむ人など、例年と変わらない様子です。
しかし、2020年12月31日には東京都の新規感染者数が1300人を超えたほか、2021年1月2日には1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)の知事は政府に対して、緊急事態宣言の発出を検討するよう要請しました。
なお、2021年1月4日9時半時点で、菅総理は同月の3連休前に1都3県に対して、緊急事態宣言の発令を検討しているといいます。
今後、緊急事態宣言の発令や、年末年始の人々の動きによる感染の拡大など、2021年も人々には「新しい生活様式」が求められそうです。
だから自分等は皆さんの一欠片じゃないんだよ、だから休日1000円ETCでも渋滞を何とかしろ!とかホザク馬鹿が涌き出たんだよ